【札幌市】札幌の「ピンク」ゴールデンウィーク
投稿日 : 2017年04月27日
こんにちは、札幌市アメリカ国際交流員のリア・クラースです。今回は、札幌の春について紹介します。
日本の春は休日の時期です。特に、4月下旬~5月上旬にかけては、昭和の日や憲法記念日、みどりの日、こどもの日が続く春の大型連休「ゴールデンウィーク」があります。しかし、北海道のゴールデンウィークは、連休の名前にある金色ではなく、むしろピンク色です。
ゴールデンウィークは、本州では日本を代表する桜の時期を終えているところですが、北海道ではちょうど春が始まって草花が繁茂するころで、最後に残っている雪が解け、この北の島は華やかな桜色に染まります。
この時期の北海道は、街中のあちこちで桜を見ることができ、日本人に特に愛されている娯楽の「花見」は、札幌では「円山公園」でよく行われています。市民は、景色を楽しみながら桜の下で北海道特産であり定番の「ジンギスカン」を食べます。「ジンギスカン」は、ラム(仔羊)やマトン(成羊)とたっぷりの野菜を、お気に入りのタレと一緒に食べる焼肉です。BBQなので少し煙臭くなってしまいますが、天気が良い春の日に、ゆっくりと舞い落ちる繊細な桜を見ながら、ジンギスカンの美味しそうな香りを楽しむのは、北海道の特徴的な体験です。
円山公園に隣接している「北海道神宮」には、1,400本の桜木と250本の梅木があり、1900年頃から大人気の花見スポットです。授与所で販売している梅酒「神宮の梅」と湯茶「神宮の桜」を味わいながら「春」をお祝いしてみてはいかがでしょうか?
「梅」は、桜と比べると世界ではあまり知られていませんが、同じくらい美しく、北海道では桜と同時期に咲きます。札幌で梅林が見られる最も有名な場所は「平岡公園」に違いありません。そこでは毎年、期間限定で梅アイスや梅そばなどの梅を使った商品を売っている「梅まつり」が行われます。桜と同じように、開花から約2週間で満開となりますが、儚いことに、満開の期間はほとんど1日だけです。この期間だけに体験できる、梅の甘く良い香りを楽しむために平岡公園を散歩しましょう。
もっと札幌の春を知りたい方 詳細はこちら:
http://www.sapporo.travel/choose/keywords/recommendations-for-spring-sightseeing-in-sapporo/
平岡公園(日本語のみ)