【秋田県】米どころ秋田が育む「秋田牛」について
投稿日 : 2024年02月22日
○秋田牛とは
秋田は「あきたこまち」に代表されるように米どころとして全国的に知られています。「秋田牛」は、秋田を象徴する「米」をキーワードにしたブランド牛です。お米を与えた牛のお肉は、通常の飼料を与えた牛のお肉よりもやわらかく、多汁性があり、旨みが強く、脂の口溶けが良いことが特長です。
「秋田牛」は、オール秋田の県産牛ブランドとして平成26年10月にデビューしました。ブランドの推進母体は「秋田牛ブランド推進協議会」で、会長は「佐竹敬久(秋田県知事)」です。
「秋田牛」は、秋田牛ブランド推進協議会に登録された生産者により育てられ、黒毛和種(去勢及び未経産の雌)であること、肉質が3等級以上であること、最長飼養地が秋田県であること、エサとして米を一定量給与していること、という基準を全て満たした牛肉です。
※写真:秋田牛PRポスター
○輸出の取組について
「秋田牛」の輸出については、国内市場の縮小による新市場開拓の重要性や、海外での和食に対する関心と需要の高まりに加え、生産者の所得向上を目的に平成27年度に取組を開始しました。
平成28年2月からタイへ、平成29年11月から台湾へ輸出を開始し、輸出量は年々増加し、令和4年度はタイ・台湾併せて32.8tとなっています。
令和5年度は、新型コロナウィルス感染症による影響が落ち着いたことから、タイ・台湾に向けたPR活動を積極的に実施しました。タイでは、知事よりタイパラリンピック委員会会長に「秋田牛アンバサダー」を委嘱し、「秋田牛」のPRについて協力を要請しました。台湾では、飲食店関係者等を対象としたカット技
術研修会や試食プレゼン会、ホテルでのメニューフェア、現地の食品や観光事業者等へのプロモーション、スーパーマーケットでの試食販売会、屋外イベント会場での試食PRなどを実施して販路の拡大に繋げています。
令和6年度は、「秋田牛」がデビュー10周年を迎えますので、国内外で「秋田牛」のPR活動を更に積極的に行ってまいります。
※写真:令和5年11月 タイ(上)、台湾(下)での秋田牛PRイベント等
○お問合せ
秋田県 農林水産部 畜産振興課
E-mail:kachiku@pref.akita.lg.jp