【取材案内】海外メディア向け広報イベント
世界が認めるものづくりの聖地-新潟県燕三条
技を磨き、心を打つ ~ 燕三条のクラフトマンシップ~
日時:2025年10月22日(水)11:00~13:30頃
会場:銀座・新潟情報館 THE NIIGATA 3階イベントスペース
世界が認めるものづくりの聖地・新潟県「燕三条」エリア。長い歴史の中で培われた技術により、包丁や洋食器、工具など世界を魅了する製品を生み出してきました。このたび新潟県は、そのクラフトマンシップに触れていただくイベントを、海外メディア向けに、2025年10月22日(水)に銀座・新潟情報館「THE NIIGATA」(東京都中央区)にて開催します。
職人による実演や制作秘話を通じて、燕三条の“技と心”をぜひご体感ください。
■燕三条 ― 600年のものづくりが息づく地
東京から新幹線で約2時間、新潟県の中央に位置する「燕三条」エリア。この地域には約600年にわたるものづくりの歴史が息づいており、金属加工をはじめとする多彩な技術が今も受け継がれています。包丁、洋食器、工具、アウトドアギアなど、世界に誇る製品の数々が生み出され、名だたるブランドの製造拠点として高い評価を得ています。
■技術を超えて ― 想いと哲学
燕三条の魅力は「工業技術」にとどまりません。伝統を継承しながら革新を続ける職人たちの姿、そして“使う人”を想いながら心を込めて仕上げられる製品には、温もりと哲学が宿っています。
■語り、魅せる ―職人の技と想いを目の前で
燕三条を代表する職人として、三条市で刃物づくりを手がける日野浦刃物工房・日野浦司氏、そして燕市で伝統工芸の鎚起銅器を受け継ぐ株式会社玉川堂・山田立氏をゲストに迎え、トークセッションを実施します。進行は、燕三条地域を拠点に企画・プロデュース・ディレクションを行う株式会社MGNET・武田修美氏が務め、「なぜ燕三条がものづくりの地となったのか」といった地域全体の背景を紹介。その後、ゲストのお二人と共に、ものづくりとへの思いやこだわり、製品が完成するまでの工程を、道具や製品を手に取りながら実演を交えて語っていただきます。
燕三条の技と心を間近で感じられる、非常に貴重な機会となります。
さらに、燕三条の商品や、県央マイスター制度の紹介、新潟県全体のものづくり情報などを展示、ご紹介します。また、燕三条の魅力を「食」で発信するイタリアンレストランBitの料理を、地元のカトラリーで味わいながらお楽しみいただけます。以下の要領を確認の上、メールにてお申込みください!
開催概要 | |
日時 | 2025年10月22日(水)11:00~13:30(受付開始10:45) |
会場 | 銀座・新潟情報館 THE NIIGATA 3階イベントスペース(東京都中央区銀座5-6-7) |
主催 | 新潟県(運営協力:公益財団法人フォーリン・プレスセンター) |
参加費 | 無料(定員16名) ※定員を超える申込みがあった場合は、参加可否を事前にご連絡します |
通訳 | 英語通訳付き(逐次) |
プログラム |
<休憩・準備>(10分) 展示の紹介 <歓談・交流>(75分) (THE NIIGATA Bit GINZA) |
申込み |
以下の内容を [ sc@fpcjpn.or.jp ] までメールでお送りください。 ①参加者氏名 |
お問い合わせ | フォーリン・プレスセンター 広報企画課 担当:石田 恵 TEL: 03-3501-5251 E-mail:sc@fpcjpn.or.jp |
その他 | ・イベントの様子を撮影し、写真・動画を主催者のホームページやSNS等に掲載することがありますので、あらかじめご了承ください。 ・主催者公式の記者が取材させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ・イベントに基づく報道(記事・映像等)は、フォーリン・プレスセンターを通じてコピーの提出をお願いしています。 |
【会場】
東京都中央区銀座5-6-7 SANWAすずらんBldg.
東京メトロ:銀座駅A2・B5出口より徒歩2分
JR:有楽町駅より徒歩8分
(https://the-niigata.jp/store_info/#access)
【登壇者】
武田 修美 さん(株式会社MGNET代表取締役)
2000年、地元新潟の専門学校を卒業後、大手自動車メーカーに入社。
2005年、家業である武田金型製作所に入社。
世代間や業界内外の意識差に課題を感じ、「脱却と還元」をテーマに広報活動、
製品開発、販売促進に従事する。
2011 年、子会社として株式会社MGNET設立。
自社事業に加え、企業支援や地域活性、地域教育に事業を広げ、
「より良い環境をつくる」ことを使命に、
燕三条地域のソーシャルデザインに取り組む。
㈱geeks 社外取締役/㈱つくる 取締役/横浜商科大学特任教授/
開志専門職大学非常勤講師/民間シンクタンクBEECL 所長/
第5回 燕三条 工場の祭典 実行委員長
日野浦 司 さん (日野浦刃物工房)
商社勤務を経て22歳で家業の日野浦刃物工房に入り、2006年に県央マイスター、2012年「伝統工芸士」に認定、同年新潟県卓越技術者「にいがたの名工」を受賞。三条鍛冶集団の筆頭師範。これまで鋼の研究に費やした時間は計り知れず、科学的裏付けのもとに磨き上げた工程から生まれる刃物は、刃持ちがよく、研ぎやすく、使いやすい。その技術と実用性、機能美の素晴らしさは世界から高い評価を得ている。
日野浦刃物工房
新潟県三条市で100年以上の歴史を誇る鍛冶屋。叩くことに意義を見出し、伝統を受け継ぎながら新たな挑戦を重ね、時代が移ろっても失ってはならない仕事人の「魂」を守り続けている。熟練の職人が火と鉄に向き合い、一丁一丁手仕事で鍛え上げる刃物は、美しさと切れ味を兼ね備え、包丁をはじめとする製品には、長年培われた技と心が息づいている。
山田 立 さん (株式会社玉川堂)
新潟県生まれ。百貨店勤務を経て2010年にものづくりの街・燕三条で200年銅器を製作している株式会社玉川堂に入社。営業・企画全般を担当し、鎚起銅器の技術の伝承に力を注ぐ。地域の一大工場見学イベント「燕三条 工場の祭典」の運営を長年務め、ものづくりの文化や価値を伝える企画に積極的に携わる。2019年に産業観光を推進する目的で株式会社つくるを設立し、2020年に旅行業の免許を取得、燕三条地域全体のものづくり探訪ツアーを実施するなど活動の領域を拡げている。
株式会社玉川堂
1816年に創業。200年に渡り鎚起銅器製作一筋に歩んで来た。日常使いの銅器(鍋、薬缶)の製造から、徐々に工芸品的要素を加え、1873年からは万国博覧会に出品。以来、国内外博覧会で多数出品受賞した。銅の板を金鎚で打ち縮め、器へと形を変える鎚起銅器。玉川堂はそこに特殊な着色技法によって多彩な色を表現する。
その技術は、文化庁と新潟県より無形文化財に指定され、2010年には玉川宣夫(玉川堂5代次男)が人間国宝に認定された。
【料理】
THE NIIGATA Bit GINZA
ものづくりの街・新潟県燕三条を本拠地とするイタリア料理店。新潟の食の豊かさ、職人の魂に触れる体験、本物のサービス、これら3つの感動をお客様に提供し、飲食を通じて新潟の魅力を世界に発信している。
<メニュー(予定)> ※掲載中の写真はイメージです
・サラダ、メイン(肉、魚)、フォカッチャ、スープ、スイーツ
・ドリンク