日本発・注目のプレスリリース

  • Facebook
  • Twitter
  • Print

金沢21世紀美術館

「日常」と「非日常」のあわいにある「現在」を見つめる展覧会

2021年04月05日

リリース
PDF版

attahce

展覧会名:日常のあわい
会期:2021年4月29日(木・祝)~9月26日(日)
休場日:毎週月曜日(ただし5月3日、8月9日、9月20日は開場) 5月6日、8月10日、9月21日
開場時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) ※観覧券販売は閉場の30分前まで
会場:金沢21世紀美術館 展示室7~12・14

主催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

【展覧会概要】
2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、発生から1年以上がたった現在も収束の兆しが見えないままです。世界中で人々の日常はすっかりその姿を変えてしまいましたが、日本はもとより地震や台風などの自然災害が多く、いつ日常が脅かされるかもしれない不安や緊張と隣り合わせで過ごしてきた人も多いでしょう。 本展覧会は、私たちが意識せざるをえなくなった「日常」について、今一度見つめ直すものです。 そもそも日常を日常たらしめているものは何でしょうか。生活の中のちょっとした習慣や日課、家族や地域の中で共有されている約束ごと。とりたてて変化のない時間の流れや風景。しかしながら、当たり前に繰り返されている営みであっても、人によって、家族によって、異なる個々の日常が紡がれています。本展では、意識しないと見過ごしてしまう生活のなかのささやかな創造行為に着目した作品や、突然の喪失や災害に向き合う心の機微を捉えた作品、そして形を変えて続いていく日常をあらわにする作品を介して、日常と非日常のあわいにある「現在」を浮かび上がらせます。

【展覧会の特徴】
「日常」と「非日常」のあわいにある「現在(いま)」を見つめる展覧会
新型コロナウイルス感染症の世界的流行や、地震や台風などの自然災害をはじめとするさまざまな出来事により、私たちが慣れ親しんだ暮らしや風景は刻々と姿を変えています。変容していく日々においても変わらずに発揮される人々の創造性や、変化の渦中で揺れ動く心の機微、変化の中にあっても受け継がれていくものを捉えた作品を通じて、「日常」と「非日常」のあわいにある「現在」を見つめ直す展覧会です。

7組11名の日本人作家を一部屋一作家・ユニットごとに紹介
本展では青木陵子+伊藤存、岩崎貴宏、小森はるか+瀬尾夏美、小山田徹+小山田香月、下道基行、髙田安規子・政子、竹村京ら7組11名の日本人作家による作品をご紹介します。当館の大小さまざまな展示室を舞台に、一部屋一作家・ユニットごとに展示を構成、それぞれの魅力を存分にご覧頂けるとともに、異なる作家同士のゆるやかなつながりも見どころです。本展のためにコロナ禍で制作された新作にもご注目ください。

若手から中堅、ベテランまで、個々の日常を多様なメディアで表現
1980年代生まれの若手から、1970年代生まれの中堅、1960年代生まれのベテラン作家までが参加し、個々の日常や誰にでも起こる出来事を、写真や映像、彫刻、ドローイング、刺繍、絵や言葉などの多様なメディアによって表現します。出品作家は大都市だけでなく、国内のさまざまな地域を拠点としており、日々の暮らしと創作行為が密接につながっています。

【出品作家(アルファベット順)】
青木陵子+伊藤存、岩崎貴宏、小森はるか+瀬尾夏美、小山田徹+小山田香月、下道基行、髙田安規子・政子、竹村京

●プレスガイダンスのご案内
日時:2021年4月28日(水)13:30〜15:00(受付は総合案内にて13:00より)
会場:金沢21世紀美術館レクチャーホール
内容(予定)
 1)館長挨拶
 2)「日常のあわい」概要説明
 3)アーティスト紹介
 4)「特別展示 ダグ・エイケン: アイ・アム・イン・ユー」概要説明
 5)「デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ」概要説明
 6)展示解説
 7)質疑応答         
 ※出展アーティストにインタビューをご希望の際は、事前に広報室までご相談ください。

料金:一般 1,200円(1,000円)、大学生 800円(600円)、小中高生 400円(300円)、65歳以上の方 1,000円
※( )内は団体料金(20名以上)およびウェブチケット料金
※本展観覧券で入場当日に限り、同時開催中のコレクション展「スケールス」(2020年10月17日~ 2021年5月9日)および「Inner Cosmology」(2021年5月29日~11月3日)にもご入場いただけます。
日付指定ウェブチケット購入開始:2021年4月1日(木)10:00~
日付指定ウェブチケット購入方法:当館ウェブサイト(https://www.kanazawa21.jp)よりご購入いただけます。

[お問い合わせ先]
金沢21世紀美術館 
事業担当: 山下樹里・横山由季子
広報担当: 石川聡子・齊藤千絵・落合博晃
〒920-8509 金沢市広坂1-2-1
TEL 076-220-2814 FAX 076-220-2802
https://www.kanazawa21.jp E-mail: press@kanazawa21.jp
プレスリリース:https://www.kanazawa21.jp/tmpImages/videoFiles/file-62-498-file.pdf

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信