実施日 : 2008年06月18日
【プレスツアー】6月18日:プレG8京都外相会合プレスツアー(受付終了)
投稿日 : 2013年08月27日
(受付終了しました)
~外相会合会場と京都発電気自動車「Kyoto Car」プロジェクト~
環境・気候変動問題が主要テーマの一つとなる北海道洞爺湖サミット(7月7~9日)に先立ち、6月26~27日には、G8京都外相会合が開かれる。1200年の歴史を持つ古都・京都は、自然と共生しながらその歴史と文化を育んできた。また、1997年には、地球温暖化防止に向けて具体的な目標を定めた「京都議定書」が採択された。
ツアーでは、外相会合の舞台となる京都迎賓館、そして国際メディアセンター(IMC)が設置される国立京都国際会館を訪問するとともに、京都らしい匠の技と先端技術を組み合わせた新たな環境分野の取り組み、「Kyoto Car」(京都発電気自動車)プロジェクトを取材する。
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環境・気候変動問題が主要テーマの一つとなる北海道洞爺湖サミット(7月7~9日)まであと1ヵ月余り。サミットに先立ち、6月26~27日には、G8京都外相会合が開かれる。1200年の歴史を持つ古都・京都は、自然と共生しながらその歴史と文化を育んできた。また、1997年には、地球温暖化防止に向けて具体的な目標を定めた「京都議定書」が採択された京都議定書発祥の地。環境問題を議論する今年のサミットの関連行事である外相会合が、京都で開催される意義は大きい。
ツアーでは、外相会合の舞台となる京都迎賓館、そして国際メディアセンター(IMC)が設置される国立京都国際会館を訪問するとともに、京都らしい匠の技と先端技術を組み合わせた新たな環境分野の取り組み、「Kyoto Car」(京都発電気自動車)プロジェクトを取材する。
*本ツアーは外務省が主催し、フォーリン・プレスセンターが企画・運営するもの。ツアーには、海外から招聘する記者4名も参加予定。
【取材内容】
1. 京都迎賓館
~伝統文化の粋と最新建築技術が融合した国内2ヵ所目の迎賓館~
外相会合が開かれる京都迎賓館は、2005年3月に3年強の年月をかけて京都御所内に完成した、国内2ヵ所目の迎賓館。景観に配慮し、御所内の歴史ある建築物との違和感もなく、周囲の風景に溶け込んでいる。滝や池を配した日本庭園と調和した純和風の数寄屋造り、人間国宝の手による「截金(きりかね)」が施された舞台扉、「有職織物」の舞台幕など、古都京都を代表する様々な職種の匠の技が結集されている。こうした伝統工芸の粋を集めた建築物の屋台骨を支えるのは、最新の建築技術だ。水分を壁の内部に浸透させないためのアクリル樹脂や、100年劣化せず火災に強い酸化ニッケル板など、細部にわたって最新技術が施されている。
ツアーでは、外相会合直前の京都迎賓館を訪問、和のおもてなしについて説明を頂きながら、館内を取材する。
2. 国立京都国際会館
~歴史的国際会議の舞台、外相会合ではIMCが設置~
日本初の国立の会議施設として1966年にオープンして以来、16,000件以上の会議やイベントを開催してきた。1997年12月には、「京都議定書」が採択された地球温暖化防止会議京都(COP3)の舞台ともなった。6月の外相会合では、IMCが設置され、世界各国の記者の活動拠点となる。
ツアーでは、京都国際会館で昼食をとった後、メインホールなどの主要施設を視察する。
「地球温暖化防止への貢献を京都から発信したい」。2007年12月、京都大学を中心とする産官学のプロジェクトチームが、温暖化ガスの削減に貢献する電気自動車「Kyoto Car」の10分の1模型を試作し公開した。竹繊維の内装材、太陽光発電、ボディーに塗る特殊な漆など、先端技術と伝統文化・技術の融合により、歴史と伝統にあふれ、環境にも優しい街、京都にふさわしい電気自動車「Kyoto Car」の提案・開発を進めている。コンビニエンスストアなど、どこでも充電できるシステムを提案したり、インドや中国との連携も視野に入れるなど、これまでにない発想で新たな挑戦が始まっている。外相会合に向けては、伝統的な京友禅のデザインを施したモデルカー8台が製作され、外相会合に合わせて披露される予定。
ツアー当日は、京都大学で第3回京都電気自動車フォーラムが開かれる。フォーラムの一部に参加し、松重和美・京都大学副学長から、Kyoto Carのコンセプトについて説明を受けるとともに、プロジェクトに協賛する企業が提供する電気自動車に試乗する。
*雨天の場合は電気自動車の試乗は中止となります。
【実施要領】
1. 日程案:2008年6月18日(水)
07:50 東京発(のぞみ61号)
10:11 京都着
11:00-12:00 京都迎賓館取材
12:45-13:30 昼食(国立京都国際会館)
13:30-14:15 国立京都国際会館取材
15:00-17:00 「Kyoto Car」取材
18:09 京都発(のぞみ316号)
20:30 東京着
2.参加資格:外務省発行外国記者登録証保持者
3.参加費用:1人5000円(交通費、昼食費含む)
*お支払い方法、キャンセル料等については参加者に通知します。
4.募集人数:先着6名(ペン記者を優先します)
*申し込み人数が6名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。
5.FPCJ担当:矢野、永井(Tel: 03-3501-3405)
6.備考:写真撮影は一部制限があります。担当者の指示に従って下さい。FPCJはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。