プレスツアー(案内)

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実施日 : 2011年10月27日

案内:低炭素都市 横浜市プレスツアー(2011年10月27日)

投稿日 : 2013年08月22日

日本初、未来型 超小型モビリティの実証実験と
脱温暖化教育を支える市民パワー

 

日本政府が選定した環境モデル都市である横浜市は、温室効果ガス排出量の大幅削減等より「低炭素社会」への転換を進める環境最先端都市を目指し、温暖化対策を主導・促進している。

 

持続可能な低炭素都市の実現に向けた戦略的モデル事業として、同市では、日産自動車やパナソニックなど民間企業5社と共に、ITを活用してエネルギー需給を最適化するEMS(エネルギーマネジメントシステム)の構築等を目指している。また、温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーの大規模導入を目指す「横浜スマートシティプロジェクト」や、日産自動車株式会社と協働で取り組む、電気自動車やエコ運転の普及を目指した5か年間(2009~2013年)の総合的な自動車交通施策「YOKOHAMA Mobility ”Project ZERO” (YMPZ)」など、温暖化対策の先導的な仕組みづくりを推進している。

  

さらに、市民生活と事業活動からの温室効果ガスの排出が多い横浜市では、市民一人ひとりや事業者(企業市民)が排出抑制を意識した行動を選択していくことも不可欠であるため、市民・事業者・行政と相互に連携協働して温暖化対策に取り組める環境作りに力を注いでいる。

 

 

本ツアーでは、「YOKOHAMA Mobility ”Project ZERO” (YMPZ)」の中で行われる日本初の超小型モビリティ(日産の二人乗り超小型電動車両)の実証実験を取材すると共に、実際にモビリティの試乗も行う(※試乗は雨天中止)。さらに、横浜市内の小学校を訪れ、市民(NPO)との協働で行われているエネルギーに関する環境教育授業の一環として、子供たちがソーラーカーを走らせる様子などを取材する。

 

※横浜市ホームページへ http://www.city.yokohama.lg.jp/front/welcome.html
※YOKOHAMA Mobility ”Project ZERO” (YMPZ) http://www.city.yokohama.lg.jp/ondan/ympz/
※本プレスツアーは横浜市が主催し、フォーリン・プレスセンターが企画協力している。

 

 

【取材内容】

 

1.横浜モビリティ “プロジェクトゼロ” (YMPZ): 超小型モビリティ実証実験 

~日本初、日産の未来型の乗り物(二人乗り超小型電動車両)が元町を走る~

横浜市と日産自動車株式会社は、低炭素都市を目指した次世代交通の推進のため、エコ運転や電気自動車の普及をはじめとした総合的な自動車交通施策に関する5か年間(平成21~25年度)の「ヨコハマモビリティプロジェクトゼロ(YMPZ)」に協働で取り組んでいる。特に温室効果ガス全排出量の約20%を占める運輸部門における取組として、双方の力を合わせて展開している。

 

今年度は、国土交通省の行う環境対応車を活用したまちづくりに関する実証実験地域に横浜市が選ばれ、国内初となる「二人乗り超小型電動車両」に関する実証実験が行われる。日産自動車が開発、供給するこの超小型モビリティは、まさに未来型、他ではまだどこにも走っていない全く新しい乗り物。誰でも手軽に利用でき、二輪車より安全である点が特徴で、住宅や商店などの市街地や観光エリアでの回遊性を確保する乗り物として、また、震災後の東日本復興における高所都市移転時の移動手段としても期待されている。今回の実証実験では、横浜市の勾配のある山手・元町エリアで、6台による一定期間のカーシェアリングを含めた試乗実験を行い、公道走行によるデータ収集等が行われる。

 

本ツアーでは、実証実験が行われている元町エリアを訪問。モビリティの見学と、実験に参加している市民や日産関係者等へのインタビューを行うと共に、実際にモビリティに試乗する予定。

 

※試乗は当日の天候によっては中止になる場合があります。なお、運転には講習が必要なため、試乗の際は、後部座席に同乗する形となります。予めご承知おき下さい。

 

 

2.環境教育授業: NPO法人ソフトエネルギープロジェクト/横浜市立港北小学校
~環境教育のパイオニアが小学校にソーラーカーを走らせる~
NPO法人ソフトエネルギープロジェクトは、1990年代半ばに神奈川県で初めてNPOによる公立学校で環境教育の出前授業を行ったパイオニア的な団体で、これまで県外も含めて1000校以上での実績がある。同団体では、地球温暖化や自然エネルギー・省エネルギーについて体験しながら学べる環境学習を提供。小学生が実際にソーラーカーに乗ったり、ソーラークッカーで料理を作ったりすることで、太陽の熱や光を利用したエネルギーについて学んでいる。
横浜の市立小学校では環境教育に力を入れており、横浜市港北区の港北小学校では今年度、エネルギーをテーマとした授業を展開。その一環として、NPOとの協働授業を行っている。

 

本ツアーでは、港北小学校を訪れ、「原発事故後、子供たちの反応に変化が見られる」と語るNPO法人ソフトエネルギープロジェクトの佐藤一子理事長や、同校の校長に子供達への環境教育に対する想いを聞くと共に、実際の授業の様子を取材する。

 

 

【実施要領】

 

1.日程(案): 2011年10月27日(木)
12:20        東急東横線 妙蓮寺駅 東口(横浜方面ホーム下車口) 集合
12:45-13:30   港北小学校 出前講座の概要説明
13:30-14:30   環境教育授業 見学
(借り上げバスで移動)
  <脱温暖化教育関連 説明者>
  横浜市温暖化対策統括本部調査課 政策調査役 庄田 友康(しょうだ ともやす)
  横浜市港北小学校 校長 佐々木 邦子(ささき くにこ)
  特定非営利活動法人 ソフトエネルギープロジェクト 理事長 佐藤 一子(さとう かずこ)
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  横浜市政策局秘書課報道担当 報道担当課長 宮谷 敦子(みやたに あつこ)

 

15:00-15:30   元町商店街 実証実験概要説明
15:30-16:00   小型モビリティ試乗

(終了後、現地解散)
  <超小型モビリティ実証実験関連 説明者>
  横浜市温暖化対策統括本部プロジェクト推進課係長 西島 寛朗(にしじま ひろあき)
  横浜市温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 森山 紀章(もりやま のりあき)
  日産自動車株式会社ゼロエミッション事業本部ZEV企画グループ 柳下 謙一 様(やぎした けんいち)

 

2.参加資格:外務省発行外国記者登録証保持者

 

3.参加費用:無料

 

4.募集人数:各ツアー先着順10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)。

 

5.FPCJ担当:吉田、矢野(TEL: 03-3501-3405)

 

6.備考:
(1)写真・TV撮影は一部制限があります。担当者の指示に従ってください。
(2)横浜市及び当センターはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。

  

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