実施日 : 2014年11月20日 - 21日
案内:香川プレスツアー「島々の挑戦」
投稿日 : 2014年10月31日
~地方の人口減少が深刻化するなか、若者の移住が増加する島には何があるのか~
小豆島:オリーブの島で、高付加価値商品の直販が移住の受け皿に
豊島:産業廃棄物問題に揺れた島が、アートの力で若者が引き寄せられる島に
小豆島
小豆島は、約100年前に日本で最初にオリーブの栽培が始まった場所だ。一時は輸入に押されて栽培面積が30haまで減少したが、近年のオリーブ油の健康効果に対する関心や国産オリーブへの需要の高まりを受け、2010年には栽培面積が過去最大の110haに達している。特に成果をあげているのがインターネットなどによる消費者へのダイレクトな販売手法だ。これにより、生産者の品質へのこだわりやストーリーを消費者に伝え、その価値を認められたうえで商品を売ることが可能になったのだ。
高付加価値オリーブへの需要が島に雇用をもたらしている。それが、都会にはないゆとりのある生活を島暮らしに求める働き盛りの20代~30代の人々の受け皿となり、若い移住者が増えている。小豆島は「醤の郷」としても知られ、400年前から続く醤油の産地として今も21もの醤油メーカーが密集している。なかでも伝統的手法を守る醤油蔵は消費者へのダイレクトな発信でファンを増やし、移住者が働く場所にもなっている。
豊島
瀬戸内海に浮かぶ島々で、公益財団法人福武財団が中心となって展開されているアート活動「ベネッセアートサイト直島」。その舞台の一つである豊島には、近年国内外から多くの観光客・アートファンが訪れている。アート作品や建築物が自然豊かな島の風景に溶け込み、島の魅力を引き出しているのだ。実は、この島は、産業廃棄物不法投棄問題と闘った島でもある。1980年頃~1990年の約10年間に渡り、悪質な業者が都会から運んだゴミを不法に廃棄していたのだ。島の住民の長年に渡る運動が実を結び、行政がゴミを完全に取り除くことを約束。約92万トンに及ぶゴミの処理が現在も続いている。平和を取り戻した島は、アートの島として若い人々を惹きつけ、一度島を出て戻ってきた人や、訪れるうちに島が好きになり新たに移住した人もいる。
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本プレスツアーでは、1日目に小豆島、2日目に豊島を訪問する。
・1日目 小豆島:
移住者を増やそうとユニークな政策を打ち出す町役場、移住者の雇用の受け皿になっているオリーブ農園、会社員を辞めて東京から移住して新規就農した個人オリーブ農家、都会から島に戻ってきた人も働く江戸時代から続く醤油蔵などを取材する。
・2日目 豊島:
産業廃棄物不法投棄問題に立ち向かった住民の代表や、現在も作業が続けられている処理現場、棚田に佇むアート施設、アートに引き寄せられて島で活動している若い世代の人々を取材する。
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※本プレスツアーは香川県とフォーリン・プレスセンターが共催、企画運営しています。
<取材内容>
【1日目: 小豆島】
・移住の受け皿となる雇用・産業(オリーブ、醤油)
・行政の支援・移住促進政策
1.小豆島町役場 塩田幸雄 町長
~人口減少を緩和させ、島に新たな人口を呼び込みたい。町役場の挑戦~
http://www.town.shodoshima.lg.jp/kakuka/kikakuzaisei/index.html
http://www.town.shodoshima.lg.jp/en/index.html
小豆島町役場では、人口減少を最大の課題として掲げている。現在(2014年3月末)、町の人口は15,702名。毎年250名を超える人口が減り続けている。高齢者の死亡数は当分の間増加が予想され、人口減少は避けられない。そこで、小豆島町では、若い世代を増やして人口減少を少しでも緩和することを目指し、移住者を増やすための積極的な策を打ち出している。
その一つが2007年から始まった「空き家バンク制度」だ。島内の空き家の情報を集め、町が移住希望者とのマッチングを行っている。現在までにのべ125件の契約が成立している。一戸建ては特に人気で、すぐに埋まってしまう状況だという。さらに町では、移住希望者が町保有の住宅に最長3ヵ月滞在して島暮らしを体験できる「お試し移住」の機会も提供している。いきなり移住するのが不安だという悩みに対応し、外から来る人が島の風土や習慣との相性を確かめられる仕組みだ。また、1泊2日の「島ぐらし体験ツアー」もある。参加者は、宿泊費や島内の交通費に対する町からの助成金を受けられ、職探しや住居探しができるうえ、先輩移住者から話を聞くこともできる。
2013年度(2013年4月~2014年3月末)の移住者数は計117名(87世帯)。このうち、20代~40代の働き盛りの世代が81名で、全体の69%を占めている。年代別に見ると20代が最も多い39名で、前年度比1.56倍の伸び率を記録。変化の兆しを見ることができる。
◆塩田町長および町関係者より、町人口の推移や移住促進への取組みについて聞く。
2.有限会社 井上誠耕園
~高付加価値の国産オリーブの直販で新たな雇用を生む。地元農園が移住者の受け皿に~
http://www.inoueseikoen.co.jp/
1940年に創業し、3世代70年以上の歴史を持つ井上誠耕園。38,000坪の農地でオリーブや柑橘類を生産するほか、オリーブ油、オリーブ油を原料としたスキンケア商品、オリーブの浅漬けなど高付加価値商品の製造・販売を手掛けている。同社の特徴は、商品を全て消費者へ直販している点。生産者の想い、商品に込められたストーリーを含めて消費者に届けるという方針だ。近年オリーブ油の健康効果への関心が高まり、市場が拡大している。また、小豆島以外ではほとんど生産されていない国産オリーブは希少価値が高く、品質を追求する消費者に支持されている。同社も売上を伸ばしており、現在年間の売上は約50億円(2014年5月実積)。6年前は約50名だった従業員数も134名にまで増えている。この従業員の約半数が、一度島を離れ都市部に住んだ後に再び故郷に戻ってきた「Uターン」や、別の場所の出身でありながら島に移住してきた「Iターン」の人々だ。同社の井上智博社長には、「地域の活性化のために産業がしっかりしていないといけない。自分たちが雇用の受け皿になりたい」という熱い想いがある。2010年から学校を卒業したての若者の採用も始めた。
◆井上誠耕園を訪ね、Uターン、Iターンで島に移住した若い世代の従業員に話を聞く。(同社のオリーブ油作りの様子は当日工場のメンテナンスが入ったため見られなくなりました。代わりに店舗を訪問します。)
3.山田オリーブ園 山田典章さん(47歳)
~東京から移住して就農。国内初の有機栽培によるオリーブ生産に挑む~
東京で会社員をしていた山田 典章さん(47歳)は、2010年に家族と共に小豆島に移住し、新たに農業を始めた。東京での20年近いサラリーマン生活のなかで、このままずっとこれを続けていいのかという気持ちになったという。妻の故郷がオリーブ栽培が盛んな小豆島だったため、そこで耕作放棄地を借り、全く経験のない農業を始めることにしたのだ。山田さんが手がけるのは農薬や化学肥料を使わない、有機栽培によるオリーブの生産だ。2011年にはオリーブ栽培では国内初となる有機JAS認定を受けた。日本でオリーブの有機栽培が難しい最大の理由である害虫「オリーブアナアキゾウムシ」(日本の固有種)を徹底的に研究し、この虫がどういう畑にすれば好まないのかを追求し、天敵である他の虫たちの力を借りながら道を切り開いたのだ。
600本の木から採れるオリーブは油のほか、塩漬け、生の実のままで全て直販される。「素敵なことをやろうとして始めた訳ではなく、小規模でも食べて行くために他がやっていないことを探したら有機農法で、直販だった」と語る山田さん。レストランシェフから口コミで評判が広まり、今年の収穫分は、生の実も塩漬けも全て予約完売している。
◆山田さんのオリーブ畑を訪ね、山田さんに話を聞き、収穫の様子を視察する。
4.ヤマロク醤油株式会社 5代目社長 山本康夫さん(42歳)
~醤油を守るために樽から作る。移住者たちが働きたくなる醤油蔵~
創業約150年のヤマロク醤油。築100年を超える蔵は、国の登録有形文化財に指定されている。古い木造の建物の梁や土壁などには約100種類もの酵母菌や乳酸菌たちが暮らしているという。同社の醤油は、醸造を促進するための酵素や食品添加物を一切使用せず江戸時代から変わらないやり方で作られる。その分時間はかかるが、蔵に住みつく微生物が発酵の過程で複雑に作用し、まろやかな醤油ができるのだ。仕込みに欠かせないのは、150年以上前から蔵で使われている杉の大樽だ。ところが、同じような樽を作れる会社がもはや日本全国で1社しか残っていない。それに危機感を感じた5代目社長の山本康夫さん(42歳)は、自らその桶屋さんで修行し、樽づくりに挑んだ。そうしてできた新しい樽は、150年来のものと並んで醤油を発酵させている。
そんな山本さんは、親から「儲からないから継がなくていい」と言われ、一度は地元の食品メーカーに就職した。営業の仕事で安さばかりを追求されることに疑問を感じた山本さんは、一家が代々ていねいに作ってきた醤油の価値を見直し、家業を継ぐことを決意した。蔵を消費者に見て貰い、インターネットなどを通じて手間と時間をかけて質の高いものを作る姿勢を伝えることで全国にファンを増やしている。そこで社長と共に働くのは、都市部から島に帰ってきた高橋佐英さん(41歳)や藤本努さん(33歳)、そして京都から移住してきた平松孝祥さん(29歳)だ。彼らは、「社長の考え方が面白い」、「新しい樽を作るのを手伝えて面白かった」と語る。
◆ヤマロク醤油を訪ね、社長や、島に戻ってきたり、他の場所から移住して同社で働く20代~30代の従業員の方々に話を聞く。また、醤油がつくられている蔵の様子も視察する。
~オリーブを食べて育った牛。抗酸化成分含み肉質柔らか~
http://www.kensanpin.org/report/no05/
小豆島特産のオリーブから油を搾った際に出る滓を飼料に配合して育てたブランド和牛「小豆島オリーブ牛」。出荷2ヶ月前から毎日200g以上オリーブの搾り滓を与えた牛の中から、3等級以上のものが選ばれる。肉が柔らかく、脂身部分も甘みがあると評判だ。抗酸化成分が一般的な和牛より多く含まれていることも県の調査で確認されている。
◆オリーブ牛が飼育されている様子を視察する。(夕食時にもオリーブ牛のメニューを食すことができる。)
【2日目: 豊島】
・産業廃棄物問題に立ち向かった島の歴史
・若者をひきつける島の自然と現代アートの融合
6.廃棄物対策豊島住民会議 事務局長 安岐正三さん
~産業廃棄物不法投棄問題に立ち向かった住民の闘い~
http://www.teshima-school.jp/struggle/history/
http://teshima.ne.jp/wordpress/
http://www.pref.kagawa.jp/haitai/teshima/nenpyo/index.htm
のどかな自然が広がる豊島は、実は産業廃棄物不法投棄事件が起きた場所でもある。ある民間業者が、1975年~1990年の15年間に渡って関西の都市部から産業廃棄物を豊島に大量に持ち込み、違法に投棄、野焼きしていたのだ。その量は約92万トンに上る。2003年に始まった処理は現在も続いており、完了は2017年2月になる見込みだ。
島の住民は早くから廃棄物持ち込みに対する反対運動を展開したが、その訴えは認められず、1990年に兵庫県警が業者を摘発して問題が明るみになるまでに15年もの歳月を要した。1993年、住民は県の責任を認めさせ原状回復を求めるため、公害紛争処理法に基く公害調停(※)を申請。(※裁判に代わって公害紛争の早期解決を求める制度。)世論に訴えるため、産廃を提げて東京を歩いたり、県内100ヶ所で支援を求める座談会を開くなど、地道な草の根の運動を続けた。ついに2000年、37回目の公害調停で当時の県知事が謝罪し、県が廃棄物を撤去・処理することで合意が成立した。事件の発生から25年が経過していた。
この事件を契機に、廃棄物処理法は、処理施設についての規制が強化されるなど大幅に改正された。さらに、循環型社会形成推進基本法や各種リサイクル法も新たに制定された。
小さな島に不法投棄された廃棄物は大都市圏から持ち込まれたものといわれている。大量消費・大量廃棄社会の負の遺産といえる。長年運動に携わってきた住民団体、廃棄物対策豊島住民会議の安岐事務局長は、「豊島の事例から、次の世代にツケを回さない社会、持続可能な社会のあり方をみんなに考えて欲しい」と語る。なお、県では、行政の責任について学ぶため、今では主任以上の全ての職員が豊島で研修を受けている。
◆住民による草の根運動の歴史や、当時の産業廃棄物を展示する豊島のこころ資料館(豊島住民資料館)を訪ね、廃棄物対策豊島住民会議 事務局長 安岐正三さんに話を聞く。
7.豊島廃棄物処理現場
~過去の負の遺産と向き合う~
http://www.pref.kagawa.jp/haitai/teshima/project/
http://www.pref.kagawa.jp/teshima/internet/
公害調停における合意に基づき、産業廃棄物の投棄現場では、県による処理が2003年から現在まで続けられている。堆積した廃棄物は深いところで20メートルにも達し、その総量は約92万トンと推定されている。重機によって掘り出された廃棄物は、直島に運ばれ、焼却・溶融処理されている。また、現場が海に近いことから、廃棄物のある土層を通った地下水や雨水が有害物質を含んで海に流れ出すのを防ぐため、海岸線に沿って360メートルにわたって遮水壁が設置されている。せき止められた汚染水はポンプで汲み上げられ、隣接する高度排水処理施設で浄化され、海に放出されている。処理が完了するのは2017年2月、処理費用は総額約550億円になると見込まれている。費用は国と県が負担している。
なお、県では、行政の責任について学ぶため、2002年度から主任職員が豊島で研修を受けている。
◆県の処理担当者に話を聞いたのち、現在も処理が続けられている現場を視察する。
8.豊島美術館/棚田の再生 (公益財団法人 福武財団)
http://www.benesse-artsite.jp/teshima-artmuseum/index.html
http://www.benesse-artsite.jp/en/teshima-artmuseum/index.html
瀬戸内海に浮かぶ、直島、豊島、犬島を舞台に、公益財団法人福武財団と株式会社ベネッセホールディングスが展開しているアート活動、「ベネッセアートサイト直島」。豊島でも現代アートを軸に、様々なプロジェクトが展開されてきた。
瀬戸内海を望む小高い丘に佇む豊島美術館(アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による作品)。水滴のような形で佇み、島の自然と融合しているような印象を見る人に与える。この周辺に拡がるのは一面の棚田だ。かつては休耕田になっていたが、福武財団が地元の人々と共に再生させた。現在島には、アートとのどかな島の風景を求めて、国内外から多くの人々が訪れている。
◆豊島美術館と棚田が広がる丘を視察し、小さな島でアートがどのような役割を果たしているかを取材する。(こえび隊(※9.)の案内で視察する。)
◎注意:豊島美術館の内部は撮影できませんが、専用サイトよりプレス用写真の使用申請をすることができます。
9.こえび隊 (NPO法人 瀬戸内こえびネットワーク)
~アート活動を手伝うボランティア。若者と島を繋ぐきっかけに~
「こえび隊」は、瀬戸内国際芸術祭(3年ごとに開催)を始めとする瀬戸内海の島々でのアートプロジェクトの運営に携わるボランティアメンバーの呼び名だ。日本全国、また海外からも幅広い年齢層の人々が集まり、島に渡って活動をしている。「島が好き!アートが好き!芸術祭を手伝いたい!と思っている方なら、いつからでも、誰でも参加できる」というのがコンセプト(メール会員登録数約5,000名、2013年の瀬戸内国際芸術祭での実働は1,300名)。なかでも全国から20代~30代の若い人々が多く参加しており、芸術祭の期間中以外でも、島のでアートイベントの企画・運営に携わるほか、地元のお祭りを手伝って盛り上げたり、コンサートやマーケットを開催するなどの活動をしている。少子高齢化が進む島々では若者が必要とされており、彼らの活躍の場がたくさんあるのだ。
◆こえび隊のメンバー甘利彩子さん(33歳 ※上写真)に島での活動について話を聞くとともに、甘利さんの案内で、豊島美術館や棚田を視察する。
10.島キッチン 店長 藤崎恵実さん(34歳)/こえび隊メンバー
~都会から島に戻り、地元の魅力を発信~
http://www.shimakitchen.com/about/
2010年に瀬戸内国際芸術祭が開催された際に、古い空き家を再生させてオープンしたレストラン「島キッチン」。豊島のお母さん達が丸ノ内ホテル(東京)のシェフとコラボして作った、地元の新鮮な食材を活かした独創的なメニューが楽しめる。店長を務めるのは、島出身の藤崎恵美さん(33歳)だ。藤崎さんは、一度島を出て岡山県で10年ほど働いていたが、2010年に島に帰ってきた。そこで、「こえび隊」(※9.参照)のメンバーとして「島キッチン」の運営に携わったのだ。芸術祭の終了後もレストランが継続され、島崎さんは店長として店を切り盛りすることになった。藤崎さんは島に帰った理由を「当時の仕事をずっとやることに疑問を感じていたし、島の過疎化も気になっていた」と話す。「島キッチン」では、島崎さんのお母さんやおばさんを始めとする地元のお母さん達と、芸術祭をきっかけに島が好きになり、外から移住してきた若い人たちが一緒に働いている。「10年後は高齢化がもっと進むだろうから、お母さん達が守ってきた島の知恵を自分達が引き継いでいかないといけない」と話す。
◆地元のお母さん達と移住してきた若い人達が共に働く島キッチンを訪れ、島で採れた食材を活かしたランチを食す。また島に帰ってきて店長を務める藤崎さんに話を聞く。
11.香川県営 栗林公園
http://www.pref.kagawa.lg.jp/ritsurin/index_e.html
国が指定する「特別名勝」は、「庭の国宝」とも言われている。栗林公園は、全国で特別名勝に指定されている24の庭園のなかで最大となる75haの面積を誇る。1625年頃、当時の領主によって造営が始まり、100年をかけて完成した。旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では「わざわざ旅行する価値がある」を意味する三つ星に格付けされるなど、日本を代表する庭園として高い評価を得ている。
◆香川県を代表するランドマークである栗林公園を訪れる。400年前の庭師から引き継いだ庭を守る庭師(造園課長)の案内で、紅葉に彩られた園内を歩く。
<実施要領>
1.日程案:2014年11月20日(木)~21日(金)
【1日目: 小豆島】
07:00 羽田空港 出発ロビー集合
07:35-08:55 (1h20m) 羽田空港発~高松空港着(JAL1403)
9:30-10:20 栗林公園
10:40-11:45 フェリー移動:高松~小豆島・土庄港(四国フェリー)
※以下の取材の訪問時間は調整中です。順番は前後する可能性があります。
オリーブ牛農家 石井さん
井上誠耕園(本社)
山田オリーブ園
ヤマロク醤油
小豆島町役場
19:30 ホテル着
19:40-21:00 ホテルにて夕食
【2日目: 豊島】
08:15 ホテル発
08:40-9:30 フェリー移動:小豆島・土庄港~豊島・唐櫃港(小豆島フェリー)
09:55-10:55 豊島のこころ資料館(廃棄物対策豊島住民会 事務局長 安岐正三氏)
11:00-12:00 香川県直島環境センター豊島分室
産業廃棄物 不法投棄・処理現場視察
12:15-13:30 島キッチン
13:45-15:45 豊島美術館および棚田(NPO瀬戸内こえびネットワーク「こえび隊」メンバーの案内による)
16:05-16:54 フェリー:豊島・家浦港~小豆島・土庄港(小豆島フェリー)
17:10-17:45 フェリー高速船:小豆島・土庄港~高松港(四国フェリー高速船)
17:56-18:47 リムジンバス移動~高松空港
19:55-21:15 (1h20m) 高松空港~羽田空港(JAL1414)
2.参加資格: 外務省発行外国記者登録証保持者
3.参加費用: 1人20,000円(全行程交通費、宿泊費、食費を含む)
*お支払い方法、キャンセル料等は、後日参加者にご連絡します。
4.募集人数: 10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)。
*申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。
5. FPCJ担当:吉田(TEL: 03-3501-3405)
6.備考:
(1) 写真・TV撮影に関しては担当者の指示に従ってください。
(2) FPCJおよび香川県はツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。
(3) 本プレスツアーでは、参加者には経費の一部を負担していただいていますが、営利を目的とした事業ではありません。