2026.01.09

第2回 中部地域のイノベーション創出プレスツアー

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OVERVIEW実施概要

実施日
2025年11月20日(木)〜 21日(金)
訪問地
中部地域
参加者
8名(各社ペン又はカメラ1名、TVは1社2名まで)
テーマ
世界に羽ばたくCentral Japanの挑戦者たち

ツアーの背景・目的

 愛知、岐阜、三重、静岡などからなる中部圏は、自動車や航空宇宙、ロボット、繊維、陶磁器など多様な製造業が集まる世界有数のモノづくり産業の集積地である。明治以降、この地から数多くのグローバル企業が生まれ、戦後の高度経済成長期を経て現在まで、日本経済を力強く牽引してきた。近年ではこうした伝統的な産業の中に、新たな価値を生み出すスタートアップも加わり、Central Japan は世界に通用するイノベーションの拠点として注目を集めている。

 その中核を担う愛知県では、昨年に続いて、2026年1月27日~29日に「Tech GALA Japan 2026」が開催される。国内外のスタートアップ、事業会社、投資家らが集結するグローバルイベントで、昨年以上の参加者が見込まれている。各種イベントを通じて起業風土の醸成やスタートアップ関連人口の増加・拡大に期待が集まっている。

◆本ツアーでは、1日目に岐阜県を訪れ、繊維産業の盛んな岐阜から機能性新素材を開発した新進気鋭のスタートアップや、1,300年に及ぶ焼き物のまち・美濃地方で、低環境負荷と美しいデザイン性を兼ね備えた次世代タイルを手掛ける企業を取材する。さらに、国内外で累計5億ダウンロードを達成した、愛知発の大人気モバイルペイントアプリを手がける企業を取材する。2日目は、愛知県名古屋市で開催される「TechGALA Japan 2026」の初日及び、海外進出に意欲的なスタートアップを取材する。

取材内容

1. FiberCraze株式会社 ~パリコレでも注目!岐阜大学発スタートアップが生んだ“世界で唯一”の繊維加工技術~

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 繊維の表面に目に見えないほど小さな穴を施す独自技術(多孔化技術)で、社会課題の解決につながる高機能素材を開発した、岐阜大学発のスタートアップが注目を集めている。工業分野ではこれまで「欠陥」とされてきた材料の壊れ方に着目し、その現象を精密に制御することで、強度を保ったまま内部にナノサイズの穴(クレーズ)を形成する、世界初の技術を確立したのだ。この穴に、有効成分を含ませることで防虫や抗菌、保湿といった機能を後から付与できるのが特徴だ。さらに、成分が抜けた後も再び補充できるため、繰り返し使える点も評価されている。この素材は、デング熱やマラリアなど蚊を媒介とする感染症を防ぐ防虫機能付きの服、介護業界で課題となっている臭いを解決する衣類、アトピー性皮膚炎のかゆみを軽減するインナー開発など、幅広い分野での応用が期待されている。2025年1月には、同社とアパレルブランドがコラボした作品が、パリコレで披露され話題となった。

◆長曽我部 竣也(ちょうそかべ・しゅんや)代表取締役社長から、起業のきっかけ、開発した繊維の特徴、感染症や介護といった社会課題解決への応用、岐阜を拠点とした事業展開などについて話を聞く。

※オフィス内は、一部撮影制限のある場合がございます。当日はスタッフの指示に従ってください。

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    【写真:FiberCraze(株)提供】

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2. 株式会社エクシィズ ~ゴミから作る次世代タイル 新たな循環を描く企業の挑戦~

 美濃焼をはじめとする陶磁器の産地として知られ、タイルの生産量日本一を誇る岐阜県多治見市。この地域では、かつて約60か所あった粘土鉱山が資源の枯渇や採算悪化により次々と姿を消し、現在は2か所を残すのみとなっている。長年、陶磁器づくりを支えてきた原料の確保は今、大きな転換点を迎えている。こうした中、素材の持つ魅力を最大限に引き出し、デザインに寄り添ったタイルづくりを行うべく、1994年に同社は創業した。近年は、原料の制約や環境問題への意識の高まりを背景に、環境負荷の低減にも注力。様々な廃棄物を原料とし、低温焼成によってCO2排出量を最大33%削減できる、リサイクルタイル「ecorevo(エコレボ)」を開発した。資源循環と高いデザイン性を両立させた次世代タイルを国内外に提供している。

◆笠井 建佑(かさい・けんすけ)代表取締役から、廃棄物を原料とするリサイクルタイル「ecorevo(エコレボ)」の開発について話を聞く。また、タイルを通じて世界へ循環型社会を広げていくというビジョンに触れるとともに、同社のラボラトリーおよびギャラリーを視察する。

※オフィス内は、一部撮影制限のある場合がございます。当日はスタッフの指示に従ってください。

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    【写真:(株)エクシィズ提供】

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3.株式会社アイビス~全世界で累計5億ダウンロードを突破!名古屋発の指一本で描けるお絵かきアプリ~

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 全世界で累計5億ダウンロードを突破したモバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」。日本発のこのアプリは、日本のアニメや漫画に親しむZ世代やα世代を中心に、世界中の若者から絶大な支持を受け、日本を代表する大人気アプリとなった。指一本で本格的なイラストが描ける操作性が特長で、現在は19言語に対応。200以上の国や地域で利用され、2025年9月末に、累計ダウンロード数が5億に達した。ibisPaintには、完成までの制作過程を自動で動画化するタイムラプス機能があり、作品だけでなく描き方も共有できる。これにより、SNSを通じたユーザー同士の交流や拡散が活発になり、公式YouTubeチャンネルの登録者数は300万人を超える。利用者の約半数は25歳未満で、手軽に始められる操作性と共有の楽しさが、ibisPaintをモバイル時代の新しい創作文化の象徴としている。

◆神谷 栄治(かみや・えいじ)代表取締役社長から、指一本で気軽にお絵描きを楽しめる「ibisPaint」の特長、愛知だからこそ成し遂げられたと思うこと、さらにアプリが世界中の若者の心を掴む理由などについて話を聞く。また、アプリのデモンストレーションを撮影する。

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    【写真:(株)アイビス提供】

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4. TechGALA Japan 2026 ~愛知から「地球の未来を拓くテクノロジーの祭典」~

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 2026年1月27日(火)~29日(木)の3日間、Central Japan(愛知県名古屋市)にて、スタートアップの祭典「TechGALA Japan 2026」(主催:Central Japan Startup Ecosystem Consortium)が開催される。会場となる中日ビルやStation Aiには国内外のスタートアップや投資家、事業会社、研究機関などが一堂に会し、モビリティ、マテリアル、宇宙産業、ライフサイエンスなど、多岐にわたる分野の講演やセッション、展示が行われる予定だ。このイベントは、Central Japanを世界のスタートアップ・エコシステムとつなぐ「入口」として位置づけ、多様なプレーヤー間の競争を促進するとともに、地域のスタートアップ・エコシステムのブランディング強化や国際的な存在感の向上を目的としている。前回の「Tech GALA 2025」では、世界各地からあつまった400名以上のスピーカーによる100を超えるセッションが展開され、延べ5,000人以上が来場。今回もCentral Japan から新しいビジネスの共創と地球規模での未来への挑戦が期待されている。

◆「TechGALA Japan 2026」のオープニングを取材した後、大村秀章 愛知県知事および奥田浩美 TechGALA総合プロデューサーへのインタビューを行う(調整中)。また、本ツアー主催者であるJETRO名古屋が選出した海外進出に意欲的なスタートアップ6社(「TechGALA Japan 2026」に出展する企業を含む)との交流会を開催し、ネットワーキングの機会とする。

交流会に参加するスタートアップ(予定)および事業を展開している国/地域
・iBody 株式会社(ヘルスケア):東南アジア、米国
・株式会社スリーラボ(製造):米国、欧州、インド
・株式会社Prodrone(ドローン、モビリティ):フランス、欧州
・株式会社TOWING(アグリテック):米国、タイ
・DouDouDoujin株式会社(コンテンツ):インドネシア、東南アジア
・AZAPA株式会社(モビリティ):中国

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    【【写真:Tech GALA2026提供】

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5. 株式会社FUKURA.FUKURA ~管理栄養士が企画する機能性和菓子、おいしくて健康的な「未来の定番おやつ」~

 健康づくりのための食事制限で人生そのものが苦しくなってしまう――。FUKURA.FUKURA代表の丸島氏は4万件以上の栄養支援に携わる中で、そうした現実に何度も向き合ってきた。「健康のために“我慢する食”ではなく、“選べる美味しさ”を届けたい」。その思いから名古屋で起業し、おいしさと食事をしたあとに体にかかる負担を和らげることを両立した、罪悪感や後悔なく楽しめる“間食”としての機能性和菓子を開発している。この和菓子の特徴は、自然由来の食材のみを使用し血糖の上昇を緩やかに抑える仕組みを用いたり、食材の持つ機能性を活かしたりして開発している点にある。添加物は使わず、体の内側から整える「自活力」を高める、体にやさしいお菓子づくりを実践。管理栄養士の専門性と思いを和菓子に込めて、日本国内にとどまらず、海外へも新しい健康のスタンダードを発信している。
健康課題は日本だけのものではないとの視点から、当初より世界展開を想定して開発を進めてきた。その結果、海外使節団へのブラインドテストでは、 「従来の和菓子に比べて美味しい、また食べたい」との高評価を得ている。こうした取り組みが評価され、愛知県主催の女性起業家支援プログラム「FLARE AICHI 2025」に採択された。

◆丸島 れい(まるしま・れい)代表取締役から、愛知県主催の女性起業家支援プログラム「FLARE AICHI 2025」に応募した理由、食後の負担に配慮した甘さ設計や素材選び、今後の海外展開などについて話を聞く。あわせて、和菓子の撮影および試食をする。

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    【写真:株式会社FUKURA.FUKURA提供】

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募集要領

1. 日程

2026年1月26日(月)~27日(火)

2. スケジュール

1日目

【1月26日(月)】

06:45

東京駅集合

07:00-08:38

東京駅→名古屋駅(のぞみ213号)

10:30-12:00

FiberCraze株式会社

13:10-13:45

昼食休憩

14:00-15:30

株式会社エクシィズ

16:40-18:00

株式会社アイビス

18:30

宿舎着(名古屋市内泊)

2日目

【1月27日(火)】

08:00

宿舎発

08:30-09:30

スタートアップ6社との交流会

10:00-12:00

Tech GALA2026

12:30-13:30

昼食休憩

14:00-15:30

株式会社FUKURA.FUKURA

16:00-16:45

企業取材(調整中)

18:20-19:57

名古屋駅→東京駅 (のぞみ40号)

19:57

東京駅解散

3. 参加資格

原則として、外務省発行外国記者登録証保持者

4. 参加費用

10,000円
(全行程交通費、宿泊費(1泊朝食付)を含む)
※お支払い方法、キャンセル料等については、参加者にご連絡します。
※集合場所までの交通費、解散後の交通費は自己負担となります。

5. 募集人数

8名(各社ペン又はカメラ1名、TVは1社2名まで)
*参加者は主催者の判断で決定します。

6. 以下を必ずご確認・ご了承されたうえで、お申し込みください:

6-1.基本事項
(1)本ツアーはJETRO名古屋が主催し、フォーリン・プレスセンターが運営を担当しています。
(2)本ツアーの内容は、予告なく変更になる可能性があります。
(3)参加者には経費の一部を負担いただいていますが、営利を目的とした事業ではありません。
(4)本ツアー中に発生した事故や怪我・病気、トラブル等について、JETRO名古屋(主催者)及びFPCJ(運営者)は一切の責任を負いかねます。
(5)写真・TV撮影を含めて、各取材地では担当者の指示に従ってください。
(6)本ツアーは、報道を目的とした取材機会の提供を目的としているため、参加者には、本国での報道後、FPCJを通じJETRO名古屋に、記事、映像、音声(ラジオの場合)のコピーの提出をお願いしています。また、報道が英語・日本語以外の場合は、内容を把握するため英語または日本語の概要の提出も併せてお願いしています。参加申込者は、これらに同意いただいたものとみなします。

6-2.個人情報の取り扱いについて
以下について予めご了承ください。
※プレスツアーの主催者および運営者は、個人情報の取り扱いに関し、「個人情報保護に関する法律」をはじめとする個人情報保護に関する法令、ガイドラインを遵守し、個人情報を適正に取り扱います。
(1)運営者は、申し込み時に送信された個人情報(所属機関名・氏名等)を、各プレスツアーにおいて必要があると認められる場合に、以下の目的でそれぞれの関係先に提供します。
・旅行会社を通じた旅行手配・保険加入(提供先:旅行会社、宿泊先、交通機関、保険会社)
・取材の円滑な運営(提供先:通訳者、取材先)
(2)運営者は、円滑な事業運営を目的に、主催者に申し込み者の所属機関名・氏名を共有します。

6-3.プレスツアー中の主催者・運営者による記録用の撮影
以下について予めご了承ください。
(1)記録用に、運営者がツアー中の様子を撮影します。その写真・動画の著作権は主催者に帰属します。
(2)ツアーの様子を記録した写真、記事、動画を、主催者および運営者のホームページやSNS等に掲載することがあります。
(3)前各項の写真・動画に、参加者の肖像・声が映り込むことがありますが、主催者・運営者がそれらを利用することに同意していただきます。

7. FPCJ担当

広報企画課 濵田、石田
(Tel: 03-3501-5251、E-mail: sc@fpcjpn.or.jp)

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◆以下の点を必ずご了承いただいたうえで、お申し込みください◆
・プレスツアーは複数のメディアが参加する共同取材であり、インタビューや撮影は合同で行うのが前提です。したがって、必ずしも全ての取材先で個別の撮影・インタビューができるとは限りません。
・プレスツアーの進行、取材時間、撮影制限に関しては、主催者及び運営者の指示に必ず従ってください。指示に従っていただけない場合、その時点から、プレスツアーへの参加をご遠慮いただく場合もあります。