実施日 : 2025年09月12日
「日本の祭りを守る」(石垣 悟 國學院大學 観光まちづくり学部 准教授)
投稿日 : 2025年08月20日
日本を代表する文化であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている(伝統的な)「祭り」は、地域ごとに特色をもちながら暮らしの中で受け継がれ、人々を魅了し続けています。しかし近年では、少子高齢化や人口減少、若者の都市部への流出により担い手が減少し、地域のつながりが弱まる中、地縁を基盤とする祭りが従来の形を維持することが難しくなっているケースも見られます。
一方で、こうした祭りは地域の精神的な柱であるとともに、観光資源としての価値も高く、日本各地の多様な祭りに対する海外からの関心も年々高まっています。
FPCJでは、長年にわたり日本各地の祭りの現場を見つめ、研究・記録を通じてその歴史的背景や文化的意義、地域における役割の変化を掘り下げてこられた、石垣 悟 國學院大學准教授をお招きし、「日本の祭りを守る」をテーマに、「祭り」が抱える現代的な課題を踏まえた上で、持続可能な祭りの形、地域住民や若者・観光客との新たな関わり方、そして、全国の好事例などについてお話いただきます。
Zoomウェビナーを利用した「ライブ配信」です。オンラインでの実施のため会場でご参加いただくことはできません。
在日大使館関係者および賛助会員の方も、オブザーバーとしてご参加いただけます(参加費無料)。
■日時: 2025年9月12日(金)14:00-15:30 (申込締切:9月11日(木)12:00)
■テーマ: 「日本の祭りを守る」
■ブリーファー: 石垣 悟 國學院大學 観光まちづくり学部 准教授
略歴: 1974年秋田県生。筑波大学大学院にて民俗学を専攻。退学後、新潟県立歴史博物館、文化庁、東京家政学院大学を経て現職。富山県や静岡県、高知県などで文化財保護審議会委員も務める。専門は民俗学、博物館学、文化財保護論。主な著作に『日本の民俗4食と農』『来訪神 仮面・仮装の神々』『日本の食文化5酒と調味料・保存食』、『まつりは守れるか』『観光まちづくりの展望』(いずれも共著)など
■言語:日本語(英語の逐次通訳付)
通常のブリーフィングと同様に、質疑応答の時間も設けております(原則、「外国メディア」が対象)。
■外国メディアの方へ:
講師への質問や関心事項があれば、予め cp@fpcjpn.or.jp 宛に 、9月9日(火)12:00までにお送りください。
当日は質問時間も限られていますので、事前に取りまとめて講師にお伝えします。
■申込方法:お送りしたメールをご確認ください。
※メールでのお申込は受け付けておりません。