実施日 : 2024年07月30日
「被爆者の高齢化が進む今、未来に伝えたいメッセージ」(三瀬清一朗氏)
投稿日 : 2024年07月23日
厚生労働省の調査によると、全国の被爆者数は今年3月末時点で10万6825人(昨年比で6824人減)、平均年齢は85.58歳と前年から0.57歳上昇しました。被爆者の高齢化が進む中、来年は原爆投下から80年の節目の年を迎えます。
FPCJでは、今年8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表の三瀬清一朗氏(89歳)をお招きして、10歳のときに爆心地から3.6キロ離れた自宅で被爆された当時の経験や、核兵器廃絶に向けた思い、次世代に向けたメッセージなどについてお話を伺います。
■Zoomウェビナーを利用した「ライブ配信」です。オンラインでの実施のため、会場でご参加いただくことはできません。
<三瀬清一朗さんの被爆体験:ぜひ事前にご覧下さい>
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伊良林国民学校5年生(10歳)の時に、爆心地から3.6Kmの屋内で被爆。
家族8名は無事だったが、家の中は惨憺たる有様、後片付けに追われた。
数日後、学校が気になり、様子を見に行くと、想像を絶する現場。
瀕死の人、大火傷でリアカーで運ばれてくる人、「水を、水を」と叫び、
苦しさのあまり「殺してくれ、殺してくれ」の声。
救護が間に合わず、次々と亡くなり、校庭で焼かれる様を嫌というほど見せられた。
戦争の悲惨さを伝えていきたい。
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動画 ⇒ 『8月9日の記憶』
https://youtu.be/lNn3qbHqkFQ?si=euIDLjIZvZtkhdhp
■日時: 2024年7月30日(火)14:00-15:30 (申込締め切り:7/29(月) 12:00)
■テーマ: 「被爆者の高齢化が進む今、未来に伝えたいメッセージ」
■ブリーファー: 三瀬清一朗氏
■言語:日本語(英語の逐次通訳付)
通常のブリーフィングと同様に、質疑応答の時間も設けております(原則、「外国メディア」が対象)。
■外国メディアの方へ:
ブリーファーへの質問や関心事項があれば、予め cp@fpcjpn.or.jp 宛に 、7/25(木) 12:00までにお送りください。当日は質問時間も限られていますので、事前に取りまとめてブリーファーにお伝えします。
在日大使館員関係者および賛助会員の方は、オブザーバーとしてのご参加となります(参加費無料)。
■申込方法:お送りしたメールをご確認ください。
※メールでのお申込は受け付けておりません。