注目の日本報道

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注目すべき海外メディアの日本報道(2012年10月12日)

投稿日 : 2012年10月12日

1.日中関係

(1)聨合早報(シンガポール)の符祝慧東京特派員は、10月3日付の紙面で、前日にFPCJで行われた佐藤勝・外務省国際報道官による外国メディア向けの会見について触れ、中国の歴史史料に照らしても尖閣諸島が日本固有の領土であることは明らかであるとする日本側の主張を伝えた。

 

(2)香港フェニックスTV(中国)も2日の番組内で同会見の模様を放映し、「今回の日本政府による尖閣諸島の購入は、民間人から政府への所有権の名目的な移転に過ぎない。その目的は、平穏かつ安定的な維持管理で一貫している」との佐藤国際報道官のコメントなどを伝えた。
http://v.ifeng.com/news/world/201210/b108b71d-fc9d-4d8b-9af1-b5fa066006c2.shtml

 

(参考)10月2日の佐藤国際報道官による外国メディア向けの会見(動画)
http://fpcj.sakura.ne.jp/worldnews/briefings/動画報告(プレス・ブリーフィング):尖閣諸島/

 

(3)9月29日付のポリティケン紙(デンマーク)「中国、日本との島領有権問題を国連の場に持ち出す」は、国際司法裁判所(ICJ)による解決の可能性について、領有権問題に関する裁定では一般的に当該領土を実効支配している国に分があり、しかもICJの裁定に従うことの事前確約が条件であることから中国にとってはハードルが高い、という趣旨の専門家のコメントを紹介している。

 

(4)キャンベラ・タイムズ紙(オーストラリア)の10月1日付社説「島嶼の領有権紛争には外交が求められる」は、幸いにも日中両国は公式に敵対関係を望んでいるわけではないので、外交が不可能とならないうちに両国の指導者は熱くなった大衆の議論に水をかけるべきだ、と提言。さらに、<問題の地域が交戦地帯となって何も得られないよりは少しでも得られる方がマシ>という原則に立つのなら、将来、殆ど全ての領有権争いは共同領有と共同開発によって解決されるかもしれない、と述べている。
http://www.canberratimes.com.au/opinion/diplomacy-needed-in-islands-dispute-20120930-26tqv.html

 

2.日韓関係

(1)ニューズ・ウィーク誌アジア版(米国)の横田孝同誌国際版東京特派員は、9月3日付誌面「なぜ日韓は岩の塊をめぐって争うのか」で、韓国人は「独島」(竹島の韓国名)を日本による植民地支配からの独立の象徴と考えているが、日本人の目から見れば竹島の問題は歴史認識とは全く別個の問題なのであり(しかも日本は過去の歴史を反省していないわけではない)、一般の日本人は韓国人の竹島への愛国主義的な愛着に困惑していると伝えた。
http://www.thedailybeast.com/newsweek/2012/09/02/why-japan-and-south-korea-are-feuding-over-a-cluster-of-rocks.html

 

<関連リンク>
外務省「世界が報じた日本(海外主要メディアの日本関連報道)」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/sekai/index.html

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