プレスツアー(案内)

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大分プレスツアー

投稿日 : 2022年01月06日

※本プレスツアーは催行中止が決定いたしました(1月21日)



大分 プレスツアー

<実施日:202227日(月)~8日(火)>



【取材テーマ】

・大分の歴史と風土がはぐくむ伝統文化

・未来を見据えて立ち向かう姿:ポストコロナの取組と脱炭素社会の実現

 


日本屈指の温泉地として知られる大分は、豊富な海と山の幸が揃い、歴史的名所や自然豊かな景勝地が数多く存在する。また、海外からの観光客や労働者の増加に伴い、全国でもいち早く地域社会の国際化に取り組み、2002年日韓共催FIFAワールドカップ及びラグビーワールドカップ2019日本大会の開催都市の一つとなったことを機に、国内外にさらにその名が広く知られた。

しかし、直後に発生した新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により観光客が激減し、別府市では2020年の総観光客数が約443万人と前年からほぼ半減した。1300年前から脈々と続く伝統行事が観覧者なしで開催され、クラウドファンディングを活用して行事のライブ配信を試みたり、世界で活躍する大分発の和太鼓集団も一時は公演中止を余儀なくされ、退団者もでた。そのような中、大分県は、コロナ禍のオンライン情報発信戦略として、同年10月に観光YouTubeチャンネル「沸騰大分」を開設。多言語の字幕付きで大分の「魅力」を余すところなく配信している。

2022年、大分県は中国済南市、温州市、韓国慶州市と共に、「東アジア文化都市」に選定され、同都市間交流を含む様々な文化芸術行事を一年にわたり実施する。また、航空機による小型衛星打ち上げ拠点「宇宙港」にアジアで初めて大分空港が選ばれ、22年以降10年間に20回打ち上げを目指しており、宇宙関連ビジネス創出などで経済効果が期待される。さらに、温泉の集積する大分は再生可能エネルギーとして期待が高まる地熱発電の本場でもあり、地熱を利用してグリーン水素を製造し供給するという、脱炭素社会実現に向けた日本初の試みも進行中だ。

 

本ツアーでは、ウィズコロナからポストコロナを見据え、主要な分野で再生に向けて取り組む大分県の最新の動きを追い、多彩な大分の魅力に触れる。

 

 

取材内容】

1.日本一のおんせん県おおいた

(1)山の温泉街 明礬温泉(別府市)

別府八湯」と呼ばれる八つの温泉地の中で最高地にある明礬(みょうばん)温泉。江戸時代から「明礬」の採取場、湯治場として栄えたこの地域は、くぎを使わずに建てた「湯の花小屋」と呼ばれる、三角屋根のかや葺き小屋がたち並ぶ。温泉噴気成分を凝縮して作られる天然の薬用入浴剤「湯の花」は美容と健康に効くと評判の名産だ。世界唯一の小屋方式で生産する明礬地区の「湯の花」は、江戸時代から約300年間変わらぬ製法で造られており、その製造技術は2006年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

 

 

「湯の花小屋」など明礬温泉の魅力をコンパクトにまとめた施設「明礬 湯の里」を運営する「株式会社みょうばん湯の里」は、1725年創業、湯の花及び関連の化粧品などの製造販売も手掛けており、2016年に地域の優れた企業を表彰する「100年企業顕彰」を受賞した。

 

◆本ツアーでは、「明礬 湯の里」を訪れ、「湯の花小屋」を見学し、その歴史と技を感じるとともに、代表取締役の飯倉里美氏から、かや葺小屋の特徴や製造方法などの話を聞く。

 


(2)ミシュラン三ツ星獲得 ひょうたん温泉(別府市)

「ひょうたん温泉」は「別府八湯」の一つ、鉄輪温泉にある日帰り温泉施設。1922年創業、2019年にリニューアルし、14種類の家族風呂、砂湯、地獄蒸料理などが体験できる。「ひょうたん温泉」は観光ミシュランガイドで温泉として日本唯一の三ツ星を獲得した実績を持ち、海外からも注目を集めている。


◆本ツアーでは、併設されているキッチンで温泉地ならではの「地獄蒸し料理」を体験するとともに、「ひょうたん温泉」の田中仁・代表取締役社長から施設概要などを聞く。

 





 

 

 

 

 

(3)建築家・坂茂氏設計 クアパーク長湯(竹田市)

 

2019年に完成した「クアパーク長湯」は、長湯(ながゆ)温泉特有の自然炭酸泉を利用した健康増進施設。クア(Kur)はドイツ語で「療養、保養のための滞在」を意味する。水着のまま入れる運動浴場などを備える2階建てクアハウス、コテージ風の宿泊棟やレストランからなる複合施設は、世界的建築家の坂茂氏が全体設計を手掛けた。


 

 

◆本ツアーでは、併設されているレストランで地元の食材が楽しめる昼食をとるとともに、「クアパーク長湯」の鎌田剛誠・支配人から施設概要などを聞く。(温泉棟は工事中のため臨時休業しています)

 


2.再生可能エネルギー「地熱」の可能性

 ~日本初、グリーン水素の製造から供給までの実証開始~


大手ゼネコンの株式会社大林組は、建設業で培った技術を生かして、玖珠郡(くすぐん)九重町(ここのえまち)で、地熱を利用したグリーン水素製造の実証プラントを建設、20217月に運転を開始した。地熱発電の電力で水を電気分解して製造したグリーン水素を、複数の工場などに供給するまでの一連の過程を実証する日本初の試みで、20243月まで稼働予定。【写真提供:大分県】

 

製造工程で二酸化炭素を排出しないグリーン水素を重量換算で1時間に約1キログラム製造できるが、これは燃料電池車を100km以上走行できる量に相当するという。九州のトヨタ自動車株式会社の水素エンジン車や水素ステーションなどにグリーン水素を供給している。


◆本ツアーでは、大林組のプロジェクト関係者から施設や実証実験の概要、グリーン水素の地産地消を通じた今後の取組などについて説明を受けた後、「水素製造実証プラント」を視察する

 

 

3.大分の歴史と風土がはぐくむ伝統文化 

(1)1300年の歴史を受け継ぐ「修正鬼会」(豊後高田市 天念寺)

大分県国東(くにさき)半島には、「六郷満山文化」と呼ばれる、独特の山岳仏教文化がある。「六郷(ろくごう)」とは、国東半島にあった六つの郷を指し、「満山(まんざん)」とは郷内に築かれた寺院の総称である。「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」は、約1300年前から旧正月(1月~2月)に行われてきた六郷満山の代表的な行事だ。現在は国東市の成仏寺及び岩戸寺、豊後(ぶんご)高田市の天念寺で開催されており、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

「修正鬼会」に登場する鬼は祖先神として敬われ、災いを払い人々に福をもたらす存在だ。赤鬼や黒鬼に扮した僧侶が持つ松明(たいまつ)に背中や肩を叩かれると、無病息災のご利益があるといわれる。例年、県内外や海外からも含め多くの観覧者が訪れていたが、2021年はコロナ禍により、初めて観覧者を入れずに開催、クラウドファンディングによるライブ配信にも挑んだ。


◆本ツアーでは、天念寺に隣接する歴史資料館で、豊後高田市担当者から、日本の山岳信仰の歴史と神仏習合、「修正鬼会」の概要について説明を受けるとともに、行事に携わる関係者から、祭りへの想いや後世への伝承などの話を聞く。その後、深夜まで行われる天念寺での行事を視察する。

※本年は関係者及びメディアのみでの開催予定です。新型コロナ感染状況により、取材内容に変更がある場合がありますので、予めご了承ください。


【「修正鬼会」写真提供:大分県】






 

 



 

 

 

2)世界で活躍する和太鼓集団の拠点「TAOの丘

2020年秋、大分県と熊本県にまたがる阿蘇くじゅう国立公園にオープンした野外劇場「TAOの丘」。世界で活躍する和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO(ドラムタオ)」の常設劇場で、施設内には大自然が一望できる場所に「天空の舞台」がある。竹田市久住町を拠点に活動するTAOのメンバーはオーディションで選ばれ、コロナ禍で退団する者もいたが、現在約40人が本拠地「TAOの里」で共同生活を送り、日々、創作活動や稽古に励んでいる。ラグビーワールドカップ2019では、開催都市特別サポーターに任命された。さらに、今年開催の「東アジア文化都市」事業にも出演予定であり、日本文化発信の一翼を担う、今注目のエンターテイメント集団である。

 

◆本ツアーでは、「TAOの丘」を訪れ、「DRUM TAO」の元メンバーでもあるTAO文化振興財団の森藤麻記・専務理事から、施設及び財団概要やメンバー当時のエピソード、コロナ禍でも持続可能なTAOの新たな活動や取組などを聞く。

【画像提供:大分県】 








 

 

 

4.広瀬 勝貞 大分県知事 

 

大分県は、2022年の「東アジア文化都市」開催都市として、国際発信力を強化し、文化芸術や観光の振興推進などの持続可能な発展を目指す。また、22年2月下旬から3月初旬にかけて、宇宙技術および科学の国際シンポジウムを開催する予定で、アジア初の「宇宙港」に選ばれた大分空港からの航空機による小型衛星打ち上げ計画も動き始めている。

【写真提供:大分県】

 

 

 

 

◆本ツアーでは、2003年から知事を務める広瀬知事から、ラグビーワールドカップ2019日本大会のレガシーの継承、コロナ後の観光産業の再生や宇宙関連ビジネスの創出、カーボンニュートラルに向けた取組など、ポストコロナを見据えた大分県の主要施策について聞く。

 

 

5.ラグビーワールドカップ2019の感動と興奮を継承 ~ラグビー像「ライオンマン」~

2019年秋、日本中が大きく沸いたラグビーワールドカップ2019日本大会の5試合が大分県で開催され、多くの県民や海外からの観戦客が試合会場やパブリックビューイングで世界最高水準のプレーに魅了された。大分県は、同大会の記憶を継承しようとモニュメントを制作、20214月に除幕式が行われた。「ライオンマン」と名付けられたラグビー像は、選手の卓越した肉体とスピード感を表しており、大会当時の感動と興奮がモニュメントを通して見る人々に伝わってくる。


◆本ツアーでは、モニュメントを前に、RWC2019大分開催及びモニュメント制作に携わった大分県関係者から概要説明、制作にまつわるエピソードなどを聞く。


               


 

【実施要領】

1.日程:

2022年27日(月)~8日(火)

 

2.スケジュール:

※日程は、天候等の理由により後日予告なしに内容を変更することがあります。また、新型コロナ感染状況の推移等により、ツアーの開催を延期または中止させていただくことがありますのでご理解をお願いします。

 

【2月7日(月)】

07:50-09:35   羽田空港→大分空港(ANA791)

11:00-11:15   大分県ブリーフィング

11:15-12:00   大分県・広瀬勝貞知事インタビュー

12:10-12:30   RWCモニュメント視察

13:15-14:00   昼食(ひょうたん温泉)

14:15-15:00   明礬温泉(湯の花小屋)視察

15:20-16:00   宿舎にて休憩      

17:00-22:30   「修正鬼会」取材、夕食   

23:30       宿舎着   

 (別府市内泊)

 

【2月8日(火)】

09:50       宿舎発

10:50-11:40    「グリーン水素製造実証プラント」ブリーフィング及び視察

          地熱発電所視察(調整中)

13:55-14:35     昼食(クアパーク長湯)

15:00-16:00      「TAOの丘」視察

19:40-21:10    大分空港→羽田空港(ANA2498

 

3.参加資格外務省発行外国記者登録証保持者

 

4.参加費用:15,000円

(全行程交通費、宿泊費(朝食込み)、2日間の昼食を含む)

お支払い方法、キャンセル料等については、参加者にご連絡します。

 

5.募集人数:10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)

※申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。

 

6.FPCJ担当

取材協力課 山田、渡邉

(Tel: 03-3501-3405、E-mail: ma@fpcjpn.or.jp)

 

7.新型コロナウイルス感染症に関する対応について

(1)参加者は、ツアー開始前の検温、ツアー中のマスクやフェイスシールドの着用、手洗い・アルコール消毒など、主催者の指示に従ってください。また、次の事項に該当する場合はご参加いただけません。

①ツアー参加前に検温を実施し、37.5度以上の発熱が確認された場合

②本ツアー実施日直前14日間以内に、発熱や咳、喉の痛みなど風邪の症状、嗅覚や味覚の異常、倦怠感や息苦しさ、体が重く感じる、疲れやすい等体調に異変を感じたことがある場合

③本ツアー実施日直前14日間以内に、新型コロナウイルス感染症陽性とされた方と濃厚接触がある場合

④同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合

⑤本ツアー実施日直前14日間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航歴または当該在住者との濃厚接触がある場合

(2) PCR検査の実施について

FPCJでは、コロナ禍においても安心安全な環境でプレスツアーを企画運営するため、独自の感染拡大防止策を策定し、それに基づいてツアーを実施しております。 

本プレスツアーのご参加の皆さまには事前にPCR検査を受けて頂くようお願い致します。詳細は追ってご参加の皆さまに別途お知らせいたします。ご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

 

8.備考:

1)本ツアーは大分県が主催し、FPCJが運営を担当しています。

2)本ツアーの内容は、予告なく変更になる可能性があります。

3)参加者には経費の一部を負担していただいていますが、営利を目的とした事業ではありません。

4)大分県及びFPCJはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して一切責任を負いません。

5)写真・TV撮影に関しては、担当者の指示に従ってください。

 

 

 

 

 

 

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