プレスツアー(報告)

一覧に戻る

実施日 : 2008年10月31日

報告(動画):2008年10月31日【静岡・水産資源プレスツアー(焼津水産高校)】

投稿日 : 2013年08月23日

創立86年の歴史を誇る焼津水産高校は、水産高校としては初めて、文部科学省「目指せスペシャリスト」(スーパー専門高校)の指定を受け、水産スペシャリストの育成に取り組んでいる。 

 

 

静岡県立焼津水産高校 長谷川勝治 校長
私は本校の教育を二つの視点から運営しています。一つは本校の使命です。本校は焼津に設置されており、焼津市の水産業への人材供給にあります。二つ目はそ のための教育方法にあります。極論すると日本の高校教育は大学へ行くための予備校であると言っても過言ではありません。私はそれだけでは、教育は達成しな いと捉えております。理解し技術を習得した事を発揮すること、活かすことをしてこそ教育は完成すると考えています。そこで、私は発揮する学習ということを 銘打って文部科学省の指定校となって、そのことに取り組んでおります。 

 

(生徒)
僕たちは食品を学ぶ課なので、毎週実習があって、そこでこういった缶詰を作っています。これは水産高校で作っているマグロの油漬け缶詰ですが、約80年前 にこの実習場で開発されたのが始まりです。実習をすると分かりますが、どうしても内臓や削りくずが出てしまいます。これらの廃棄物を有効利用できないか考 え、魚醤油を作ることにしました。 

 

生徒自らが運営する模擬ベンチャー企業「フィッシュパラダイス魚国」では、毎年11月、地元の商店街に店舗を構えて、水産高校で開発した商品などを販売している。 

 

(生徒)
こちらの「焼津市かつ性化サンド」は、カツオのメンチは海洋科学科が釣ってきたカツオを使っています。魚国だけでなく地域の祭やイベントに参加して、この「焼津市かつ性化サンド」を売っています。とても人気でいつも完売になる商品です。  

FPCJとは
取材協力
取材に役立つ情報
活動の記録
外国への情報発信