プレスツアー(報告)

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実施日 : 2014年02月13日 - 14日

報告:プレスツアー「高齢化社会に挑む!地方都市・富山の取組み」

投稿日 : 2014年03月10日

富山市及び富山テレビ放送主催、FPCJ企画協力で高齢化社会に挑む富山市でのプレスツアーを実施しました。本プレスツアーには、中国、台湾、ロシア、デンマーク、スイス、ドイツ、イタリア、フランス、米国の10か国/地域から11名の記者が参加しました。(ツアー案内はこちら

 

ツアー1日目、記者団はお年寄りが快適に街歩きを楽しむために開発された歩行補助車を取材。

従来の製品には無かったデザイン性と多機能性を兼ね備えた補助車の説明を受けた後、富山市の商店街で開催される、街歩きツアーに参加。歩行補助車を使って買い物をする高齢者の方々へのインタビューでは、「歩行補助車のおかげで活動範囲が広くなった」「一度に沢山の荷物が運べて、ゴミだしや買い物が楽になった」という声が多く聞かれました。

 

 

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続いて、お年寄りの体調、要望に合わせて様々な運動治療プログラムを提供する角川介護予防センターを訪問。効果的な運動治療によって、要介護や寝たきりの高齢者の増加を防ぐ取組を取材しました。

 

 

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その後記者団は、市内を走る次世代路面電車、セントラムに乗って森雅志富山市長のプレゼンテーションが行われるホテルに移動。「高齢化」「人口減少」「持続可能な発達」へのチャレンジとして、公共交通網の整備を軸に中心市街の活性化を目指した、富山市のコンパクトシティ構造などについて話を聞きました。記者からは、2015年に開業予定の北陸新幹線が市に与える影響や、コンパクトシティを目指したきっかけなどについて質問が挙がりました。

 

 

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ツアー2日目、記者団は「高齢者みまもりサービス」を提供する立山科学グループと、福祉型小型電気自動車を製造するタケオカ自動車工芸を訪問しました。

 

 

 

一人暮らしの高齢者のため、離れて暮らす家族がいつでも安否の確認を出来るIMG_4541「みまもりサービス」

室内の人の動きを感知する人感センサーや、緊急時に迅速な対応を行うコールセンターの見学を行いました。一人暮らしの高齢者が多いデンマークやドイツの記者からは、「離れて暮らす親を気遣ったサービスは日本的で画期的」「地方自治体がみまもりサービスのための補助金を出していると聞いて驚き」といった声があがりました。

 

 

 

 

IMG_0579「車いすでも乗れる車を作ってくれないか?」友人からの相談をきっかけに、福祉型の自動車開発を始めたという武岡栄一社長(写真左)。車いすごと乗車出来る「フレンドリーエコ」をはじめ、高齢者でも安全に運転できるバラエティ豊かな小型電気自動車の撮影・取材を行いました。

 

 

 

 

ツアーの最後、記者団は富山市が振興に力を入れるガラス工芸の制作体験のため富山ガラス工房を訪問。ツアーがバレンタインデーと重なったこともあり、それぞれの想いのこもった作品を作りあげました。

 

 

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