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2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレム決定 | 公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)

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2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレム決定

投稿日 : 2016年04月27日

注目すべき海外メディアの日本報道

(4月25日~4月26日)

 

2016年4月27日

 

2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレム決定

 

 

2020年東京五輪・パラリンピックの新たな公式エンブレムについて、大会組織委員会のエンブレム委員会は4月25日、1万4599点の応募作品から絞り込んだ最終候補4作品の中から、市松模様と藍色が特徴の「組市松紋」を選出したと発表した。大会エンブレムをめぐっては昨年7月に発表されたが、類似作品問題が起こり同年9月に使用を取りやめていた。新エンブレムの選考にあたっては、一般公募や意見募集を図ることによる国民参画と選考過程における透明性の確保が重視された。 

(写真:AP/アフロ)

 

 

欧米メディアは25日付で新エンブレムの決定を報じた。AP通信(米国)のジム・アームストロング記者は「組織委員会は、新しい東京五輪ロゴに調和を選んだ」を掲載。選ばれたと知り「頭が真っ白になった。多くの時間と労力をかけて作り、我が子のような作品」と作者の野老(ところ)氏の喜びの声を紹介し、日本の伝統色である藍色のチェッカーデザインは、洗練された優雅・精巧に例えられる日本を表現していると組織委員会が述べたと伝えた。ロイター通信(米国)は船越みなみ記者の「組織委員会、盗用疑惑を受けて新しいロゴを発表」を掲載。選考委員会の委員らは、前回の失敗を乗り越えるためにオリンピック史上初めて一般公募によりロゴが選ばれた、と選考プロセスの透明性を強調したと述べた。AFP通信(仏)のアラステア・ヒマー記者/長谷川恭子記者による「組織委員会は、盗用疑惑の後に『蛇の目』オリンピック・ロゴを発表」を掲載。デザインについて野老氏が「オリンピックのロゴは蛇の目に似ている伝統的な模様であり、もう一つ(パラリンピック)は戦国武将が使う模様のように作られている」と発言したと伝えるとともに、「日本らしい」「味気ない」などツイッターでの反応を紹介した。ウォールストリート・ジャーナル紙電子版(米国)は、エレノア・ウォーノック記者組織委員会は撤回した最初のロゴを受けて新デザインを選ぶ」を掲載し、白紙撤回した当初のエンブレムに代わり、約1万5000点の応募作品の中から新デザインを選んだと報じた。ワシントン・ポスト紙電子版(米国)シンディ・ボーレン記者「組織委員会が新ロゴを紹介、今回は(多分)盗用されていないだろう」との見出しで、「組市松紋(Harmonized Checkered Emblem)」が発表されたと報じ、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であるとデザインのメッセージを説明した。また、ロゴ問題は東京五輪のより小さな問題の1つにすぎず、昨年7月に20億ドルのオリンピック競技場の建設計画案を予算超過により破棄し最初から見直すことにしたため、プロジェクトは現在1年遅れで進んでおり、2020年1月のIOCの完成最終期限までには間に合わないかもしれないと伝えた。

 

 <関連リンク>

外務省「世界が報じた日本(海外主要メディアの日本関連報道)」

 

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