プレス・ブリーフィング(報告)

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実施日 : 2011年11月10日

報告(プレス・ブリーフィング):平成23年版 犯罪白書(2011年11月10日)

投稿日 : 2013年08月21日

img4ec1caad1701c山下隆志 法務省法務総合研究所・研究部長をお招きし、「平成23年版 犯罪白書」の内容についてご説明いただきました。参加者は、外国プレス6名を含む計13名でした。

 

山下部長は、刑法犯の認知件数・検挙率の推移などについて紹介した後、今回の白書の特集「少年・若年犯罪者の実態と再犯防止」について、法務総合研究所が行った調査の結果を含めて詳しく説明しました。

 

山下部長は最後に、今回の白書で少年・若年犯罪者の問題を特集したことについて、「非行少年・若年犯罪者の殆どはどこにでもいる若者であり、特殊な人間ではない。非行の多くは一過性のものであり、一定の時期を過ぎれば彼らは就職し、家庭を持ち、立派な社会人として社会に貢献して行く。しかし、彼ら一人だけで更生の道を歩むことは難しい。我が国が少子高齢化社会を迎える中で、彼らを社会全体で見守りその更生を支援して行くことが求められている。犯罪を犯した若者の正確な現状について国民に理解してもらうことが、今回の特集の目的の一つだ」と述べました。

 

リンク
犯罪白書(法務省ウェブサイト)

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