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【札幌市】諦めるにはまだ早い! 雪の都・札幌で春のスキー・スノーボードを楽しもう!

投稿日 : 2018年03月30日

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札幌市ドイツ国際交流員のレオナルドです。

 

1年の3分の1が雪に覆われている札幌は、3月になるとやっと春の日差しが入り、雪解けの季節を迎えます。

春の到来と聞いて喜ぶ人がいる一方で、冬が大好きな人にとっては朗報ではないかもしれません。木々の芽吹きを見てテンションが上がるより、解ける雪を見て「冬がまた、あっという間に終わったなあ」と残念な声を出したくなる人もいることでしょう。というのも、この寒い季節において、札幌周辺でできる楽しいことが本当に数えきれないほど多いからです。例えば、ウインタースポーツや温泉(露天風呂付きが望ましい)、冬ならではの海産物(例えばカニ)、世界的に有名な「さっぽろ雪まつり」などがあります。

確かに、こういった楽しいことを次の冬が来るまで待たなければならないのは残念ですが、3月の今なら、まだ落ち込むのは早いです。

なんと嬉しいことに、札幌では、5月上旬までスキーを楽しむことが可能です。そこで、今回は、私がよく行っているスキー場を紹介したいと思います。それは、札幌市内中心部から車で約40分、手稲駅から約16分で到着できる「サッポロテイネスキー場」です。

 

写真: サッポロテイネスキー場(加森観光株式会社より提供)

 

このスキー場には初級、中級と上級のそれぞれ難易度が違うコースが幾つもあります。初心者でもマイペースで練習ができる初級コースが多いですし、その中でも特に手稲山山頂(1,023m)から始まる「ナチュラルコース」が楽しいです。お子様連れの方にも安心な斜度で、自然を身近に感じられる約4,000mの長い林間コースです。滑りながら様々な視点から山々、谷と海の絶景を見ることができ、感動します。

初級を卒業した、若しくはもう少しチャレンジしたいという方は、「シティビュークルーズ」を是非お試しください。札幌の都市景観を見下ろしながら滑るこのコースは、街からほど近い場所にあるテイネならではの醍醐味です。

スキーの腕に自信がある方にとっては、恐らくもっと超急斜面となっているところが憧れですね。実は「ハイランドゾーン」には、北海道でも珍しい林の中で滑るワイルドな「北かべ」というコースがあります。非圧雪の「北かべ」ならではの自然コブと急斜面を是非、堪能してください。コブの多いコースよりもフラットな急斜面がお好みなら、1972年の冬季オリンピック札幌大会でも使用された、「女子大回転」コースが面白いと思います。1972年に実際にオリンピック選手たちがここでメダルを争ったと想像しながら滑ると、感動と達成感も溢れるのではないかと思います。

 

写真: サッポロテイネスキー場(加森観光株式会社より提供)

 

これらのコースを、日照時間が増した暖かい春にスキーやスノーボードで滑るのは、冬とはまた違った魅力を感じることができるはずです。スキー場が休業になるまではまだ時間がありますから、お早目に札幌のスキー場へお越しください!

 

<サッポロテイネスキー場 公式(日・英)>

https://sapporo-teine.com/snow/

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