3.11 東日本大震災関連情報

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実施日 : 2014年02月23日 - 03月02日

報告:笹川平和財団「エジプト若手ジャーナリスト招へい(第二回)」

投稿日 : 2014年03月26日

2014年2月23日~3月1日、2013年度で2回目となる笹川平和財団(笹川中東イスラム基金)の「エジプト若手ジャーナリスト招へい」事業により、エジプトの有力紙「Al Masry Al Youm(アルモスリー・アルヤウム)」の若手記者2名が来日しました。当センターは、笹川平和財団の委託を受け、同事業を企画運営しました。

 

Al Masry Al Youm」紙は、新興の独立系アラビア語日刊紙で、2011年のムバラク長期政権崩壊により既存のメディアが読者を失うなか、急速に支持を拡大しています。2012年にエジプトで行われた主要紙の人気調査では第一位を獲得しました。

 

今回来日した記者たちは、日本で(1)日=エジプト関係、(2)東日本大震災からの復興の状況、(3)日本の中のイスラーム、の3つのテーマを中心に取材を行いました。このうち、東日本大震災からの復興の関連では、被災の爪痕や復興に向けてあゆむ人々の姿を取材するため、2日間にわたり福島県いわき市を訪問しました。現地では、仮設住宅の住民や漁業関係者関係者に話を聞いたり、地元の産業復興を牽引する日産自動車いわき工場、とまとランドいわきなどを訪問したりしたほか、いわき市役所に展示されている、震災発生3年を前にエジプトから同市に贈られた応援の寄せ書きを視察するなどしました。

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今回の訪日取材の基づく記事としては、既に以下のものが確認されています(アラビア語)。

「大震災3周年を前に大震災の被害状況を視察:津波の影響は未だ沈静化せず」(2014年3月11日)

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