日本発・注目のプレスリリース

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日本科学未来館

取材案内:世界科学館サミット プレスイベント

2017年11月01日

「世界科学館サミット2017」プレスイベント
「科学館の新しい役割~グローバルな課題の解決に貢献!」

日時:2017年11月15日(水)16:00~18:45

 

 

※本プレスイベントは外国メディアを対象としています。

 

 

11月15日~17日に日本科学未来館(東京・お台場、以下、「未来館」)で「世界科学館サミット2017」が開催されます。世界の科学館の代表者らが科学館の新しい役割などを議論するもので、3年前のベルギーに続いて2回目、アジアでは初の開催となります。
今、世界中の科学館では、グローバルな課題を来館者に伝え、一人ひとりの行動に変化を与えようという取り組みが行われています。今回のサミットでも地球上のさまざまな課題の解決に貢献していくという、科学館の新しい役割について議論が行われます。

 

本プレスイベントでは、未来館の貢献を、特別展示やデモンストレーションを通して取材いただきます。また、サミットの軸となる特別セッション「東京プロトコール」にも参加いただきます。登壇者よりSDGsの達成に向けた世界の科学館の取り組みの事例が紹介されます。

 

 

<取材内容>

 

① 資源問題を解決するために

特別展示「もうえらべない? 地球Sold Out! ~SDGs×未来逆算思考~」
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1709111622004.html

 

私たちが今の暮らしを続けると、未来では地球の資源が売り切れて豊かな暮らし方を選べなくなるかもしれません。2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げる、人類が目指すゴールを踏まえたうえで、私たちの消費行動を見直し新しい選択をするためのヒントをパネルやゲーム形式の展示で紹介します。

 

 

② 食糧問題を解決するために

特別展示「ビューティフル・ライス~1000年おいしく食べられますように」
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1707050921574.html

 

アジア地域の食文化を支える「米」を切り口にした特別展示。アジア各地の農村で、数千年にわたって続いてきた伝統的な米作りを表現した大型模型で過去に学びつつ、高度なIT技術を活かしたスマート農業などのパネル展示で未来の米作りについても紹介します。地球の食卓がいつまでも豊かであるようにとの祈りをこめて、未来への種をまく特別展示です。

 

 

③ 健康問題を解決するために

メディアラボ「アクティブでいこう! ものぐさ→アスリート化計画」
http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/future/lab/medialabo.html

 

常設展「メディアラボ」は、定期的に展示を入れ替えながら、先端情報技術を紹介するスペースです。
11月22日まで公開の「アクティブでいこう!」では、日々の暮らしの中に、思わず運動を始めてしまうようなテクノロジーを紹介しています。
当日は、心電図と姿勢のデータを計測する肌着を来たスタッフがデモンストレーションをします。また、体験者の動きを追跡し、その人が思わず動いてしまうような音声を届けることができる超音波スピーカーのデモンストレーションも実施します。

 

 

④ 課題解決のために科学館ができることは?

世界科学館サミット2017 特別セッション「東京プロトコール:ローカルなアクションのためのグローバルなプラン」
https://scws2017.org/programme/view/33 (ウェブサイトは英語のみ)

 

世界科学館サミット2017の開催に先立ち、2017年6月に、科学館の行動指針「東京プロトコール」が世界の科学館代表者たちにより合意されました。
本セッションの前半に、前回の世界科学館サミット2014にて提言された「メヘレン宣言」に沿って、過去3年間に世界の科学館で実施された活動の実績について振り返ります。後半では、SDGsの達成に向けた「東京プロトコール」について議論します。まず本サミット国際組織委員会委員長の毛利が「東京プロトコール」の意義について紹介し、その後、各地域の科学館代表者たちが、今後のアクションプランについてそれぞれの地域の優先課題を発表します。

登壇者:
デレック・フィッシュ(ユニズル科学センター館長、南アフリカ)
エリック・ジャックミン (国際コンサルタント、ベルギー)
ティットムン・リム(シンガポール科学センター館長、ASPAC会長)
ガイ・ラビーン(サイエンスノース館長、カナダ、ASTC会長)
ハーバート・ミュンダー(ユニバーサム・ブレーメン館長、ドイツ、ECSITE会長)
サウサン・ダラク(チルドレンズ・ミュージアム館長、ヨルダン、NAMES会長)
ルイーザ・マサラニ(ミュージアム・オブ・ライフ館長、ブラジル、RedPOP会長)
モンディ・ムングニ(モンディ科学センター館長、南アフリカ、SAASTEC会長)
毛利衛(日本科学未来館館長、世界科学館サミット2017国際組織委員会委員長)

 

 

 

世界科学館サミットとは

https://scws2017.org/jp/

 

世界科学館サミットは3年に一度開かれる国際会議で、2014年の第1回はベルギーで開催され「メヘレン宣言」を採択しました。第2回となる2017年は、アジア・太平洋地域を代表し日本科学未来館にて開催します。科学館の代表者をはじめ、教育関係者、政策関係者、企業関係者らが一同に会し、科学技術への市民の関わりについて議論し科学館の新たな役割について提言を行います。前身は世界科学館会議として1996年より開催されています。

 

 

日本科学未来館とは:

http://www.miraikan.jst.go.jp/

 

日々の素朴な疑問からロボットなど主に日本の最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験できる、国立の科学館です。

 

 

<実施要領>
■日時:2017年11月15日(水)16:00~18:45
■場所:日本科学未来館
■当日スケジュール
 16:00 集合
 16:00-16:15 オリエンテーション/ブリーフィング
 16:15-17:40 特別展示紹介(「もうえらべない? 地球Sold Out!」、「ビューティフル・ライス」、「アクティブでいこう!」)
 17:45-18:45 サミット特別セッション「東京プロトコール」
■参加費:無料
■通訳:英語通訳あり

 

 

【参加申込】

以下の内容をメールにてお送り下さい。
宛先:sc@fpcjpn.or.jp (担当:フォーリン・プレスセンター広報戦略課 横田)

(1)参加者氏名:
(2)所属機関名:
(3)機関種別(新聞、雑誌、TV等):
(4)機関国籍:
(5)E-mailアドレス:
(6)携帯電話番号(当日連絡用):
(7)その他(取材に関する要望など):

【お問合せ】

フォーリン・プレスセンター広報戦略課
担当:横田
TEL: 03-3501-5251 Email: sc@fpcjpn.or.jp

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