予防接種は最も効率的で費用対効果の高い保健政策と言われており、世界で年間200〜300万人の死亡を防いでいます。その一方で、開発途上国では1900万人もの5歳未満の子ども達がワクチン接種を受けられていません。このような途上国において予防接種へのアクセスを高めるための世界的な取り組みである「GAVIアライアンス」(Global Alliance for Vaccines and Immunisation: ワクチンと予防接種のための世界同盟)は、2000年のダボス会議で設立され、以来、世界73ヶ国で活動、およそ3億2600万人の子ども達に予防接種を行い、10年間で550万人以上の命を救ってきました。スイスのジュネーブに事務局を置き、途上国や先進ドナー国政府、世界保健機関(WHO)、国連児童基金(UNICEF)、世界銀行、先進/途上国のワクチン産業界、研究・技術機関、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等の民間団体や私的慈善家が参画。GAVIは2011年6月に初の増資会合を行い、2011-2015年に必要とされる予防接種・保健プログラムのための資金調達への支援を各国政府やアライアンスのメンバーに呼びかけました。この結果、日本政府も2011年に9.3百万米ドル(約8億3千万円)を拠出しました。