プレスツアー(案内)

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実施日 : 2017年07月19日 - 20日

案内:長崎・広島プレスツアー

投稿日 : 2017年07月07日

 長崎・広島プレスツアー

<実施:7月19日(水)~20日(木)>

 

日本は、唯一の被爆国として、世界に向けた平和へのメッセージを発信し続けている。今回のプレスツアーでは、原爆の日に先立ち長崎市と広島市を訪問し、各市長や被爆された方へのインタビューのほか、非核に取り組む若者との懇談などを通じて、被爆の実相と平和の尊さを後世に伝えるための取り組みを取材する。 



 

訪問先

<長崎>

1.田上富久・長崎市長インタビュー


2007年4月に就任以来、核兵器廃絶のために世界に向けて積極的にメッセージを発信してきた。2017年5月に核不拡散条約運用検討会議準備委員会に出席し、自身が副会長を務める平和首長会議の代表としてスピーチ。世界各国の首脳らに被爆地を訪問し、被爆の実相を自らの目で確かめるよう訴えた。

 

被爆地・長崎が歩んできた復興の道のり、世界平和実現に向けた取り組みなどについて聞く。




2.長崎原爆資料館


1945年8月9日以前の長崎の街や風景、市民の生活の様子が分かる展示、それに対比する形で、原爆投下直後の長崎の街の惨状を再現している。また、核兵器のない世界の実現のため、戦争と核兵器問題、平和について考えるコーナー、原爆記録映画などが視聴できるビデオルームを常設している。


写真提供:原爆資料館


 

同館スタッフの案内による館内視察のほか、長崎原爆被災者協議会の森内實副会長へのインタビューを実施予定。

 

<森内實氏>爆心地より4.8キロ離れた西彼杵郡長与町で、大きな柿の木に登ってセミ取りをしていたときに被爆。当時8歳。さらに2日後、親戚を捜しに行く母に連れられ、爆心地から0.4キロの大橋町に行き入市被爆。自宅に親戚6名が避難してきたが急性症状を起こし、全員亡くなった。原爆症認定集団訴訟(全国306名・2011年終結)の長崎原告団長を務めるなど、平和を願い、被爆体験を語る活動を続けている。

 

 

 

3.長崎大学核兵器廃絶研究センターRECNA


被爆を実体験したアカデミアの共同教育研究施設として、2012年に発足。現在の世界の潮流の中でヒロシマ・ナガサキを新たな位置づけを生み出し、学問的調査・分析を通して、核兵器廃絶に向けた情報や提言をさまざまな角度から世界に発信する。また、兵器廃絶を願う人々のために地域に開かれたシンクタンクとして、長崎市や長崎県などとも連携を図りながら運営されている。

 

核兵器廃絶に向けた学術的研究の紹介に加え、長崎大学がサポートする「ナガサキ・ユース代表団」/外務省が任命する「ユース非核特使」の経験者である長崎大学の学生に、ニューヨーク国連本部での平和活動、日本の子供たちへの出前授業など、若者世代の平和への取り組みについて聞く。

 

<広島>

1.松井一實 広島市長インタビュー 


2016年4月にはG7外相会合が広島で開催され、同年5月にはオバマ米大統領(当時)も広島を訪問した。松井一實広島市長は、被爆地広島の市長として、平和に対する強い決意をもってさまざまな取り組みを進めてきた。

 

被爆地・広島が歩んできた復興の道のり、未来に向けた平和実現への取り組みなどについて聞く。

 




2.広島平和記念資料館 


被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示し、広島の被爆前後の歩み、原爆投下後、世界で核兵器保有が進んだ「核時代」の状況について紹介している。死亡した学生たちが身に付けていた制服の残骸、黒焦げの弁当箱、高熱で溶けたガラス瓶など収蔵品は約 2 万 1 千点に及ぶ。年間の訪問者は約 130 万人で、外国からの訪問者も多い。

2017年4月に東館がリニューアルオープンし、広島市内の被爆前後の様子をCG化して投影したり、当時米軍が撮影した写真を街の模型に映し出したりするなど、新しい技術を用いた展示が導入されている。また、視覚障害者などが手で触れて被爆前後のヒロシマを感じることができる模型なども新設。オバマ前大統領が贈った折り鶴も展示している。スカイプを使って被爆者の証言を世界に発信する取り組みも行っている。

 

本館は2018年7月まで改修工事のため閉鎖中のため、東館の新しい施設を取材する。

 

写真提供:広島平和記念資料館


3.ボランティアガイドへのインタビュー(平和記念公園・原爆ドーム)


世界遺産に指定されている原爆ドームを望み、「原爆死没者慰霊碑」や「原爆の子の像」が設置されている平和記念公園。地元の人がボランティアガイドとして広島の被爆体験を伝え続け、最近では若者も積極的に参加している。

 

世代の異なる2人のボランティアガイドが、平和記念公園、原爆ドームを案内。被爆者のメッセージを受け継ごうとする胎内被爆、若者にそれぞれの活動について聞きながら、被爆の実相についての理解を深める。

 

<三登浩成氏>

1946年生まれ。胎内被爆者。高校の英語教諭を58歳で退職し、60歳でガイドを始めた。ガイドグループ「FIG」代表。ブログ「広島の視線」。10年間で案内した人は167カ国の26万人超で、うち約5万2,000人が外国人。

 

<村上正晃氏>

1993年生まれ。大学4年生時、英語を勉強したいと思い訪れた平和公園で、原爆についての無知を実感しガイドを始める。大学卒業後、夜アルバイトをしながらガイドを続けている。2016年4月末現在72カ国、約1万5,000人をガイド。三登さんにガイドのノウハウを学んだ。ブログ「24歳が原爆を伝えるガイド日記」で日々の様子を発信中。

 

4.森重昭氏インタビュー


1937 年に広島で生まれた森重昭さんは、国民学校 3 年の時に被爆。その後、被爆者にインタビューを重ねる中で、被爆死した米兵の事案を知り、特にそのトピックで調査を続けてきた。その実績をまとめた「原爆で死んだ米兵秘史」(光人社、2008年)を出版。その取り組みは、米国のドキュメンタリー映画『Paper Lanterns』で取り上げられたほか、2016年5月、森さんがオバマ前米大統領と抱き合ったシーンは世界各地で報道され注目された。同年、これまでの調査の功績が評価され、文化分野で功績を上げた個人・団体に贈られる菊池寛賞(第64回)を受賞した。

 

森さんご自身の被爆体験と被爆死した米兵についての調査内容、オバマ前大統領の訪問を受けての今後の活動などについて聞く。

 

5.社会福祉法人はぐくみの里(障害者支援施設)


国内外から贈られてくる千羽鶴に込められた思いを大切にし、それを生かすために折り鶴をもう一度折り紙へ再生させる事業を発案し、折り鶴再生プロジェクトを行っている。1枚の折り紙に複数の配色をするために複数色の折り鶴を組み合わせて折り紙としたり,デザイン折り紙に再生し販売し地元の子どもたちに対して「折り紙教室」も開催。再生されたカラフルな折り紙は、第14回ひろしまグッドデザイン賞を受賞している。

 

千羽鶴の再利用をはじめとした平和への取り組みについて聞くほか、実際の作業の様子の取材、施設利用者へのインタビューを行う。


写真提供:はぐくみの里




<実施要領>

1. 日程

719日(水)>

7:00

羽田空港国内線第1ターミナル集合

7:40-9:35

羽田空港→長崎空港(JAL605)

9:50-10:50

長崎空港→長崎市内

11:00-11:45

長崎市・田上富久市長インタビュー(45m)

12:00-13:00

移動、昼食

13:00-13:45

13:45-14:30

森内實さんインタビュー(45m)

長崎原爆資料館(45m)

15:00-16:30

長崎大学核兵器廃絶研究センター(1.5h)

17:20-19:14

長崎→博多(かもめ38号)

19:25-20:26

博多→広島(みずほ608号)

 

広島泊

 

720日(木)>

8:30-10:00

平和記念公園、原爆ドーム(1h)

10:30-11:50

はぐくみの里(1h20m)

11:50-12:30

移動、昼食

12:40-14:20

広島平和記念資料館(1h40m)

14:50-15:35

広島市・松井一實市長インタビュー(45m)

15:40-16:40

森重昭さんインタビュー(1h)

16:50-17:50

広島市内→広島空港

19:30-20:55

広島空港→羽田空港(JAL266)

 

2. 参加資格:外務省発行外国記者登録証保持者

 

3. 参加費用:1人15,000円(全行程交通費、宿泊費、昼食代を含む)
※支払い方法、キャンセル料等は、後日参加者にご連絡します。

 

4. 募集人数:10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)
*申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。

 

5. 参加申込方法

下記の項目を記入のうえ、<ma@fpcjpn.or.jp>宛てにメールでご連絡ください。  

①参加者氏名 ②所属機関名 ③機関国籍 ④電話番号 ⑤外国記者登録証番号・有効期限

⑥喫煙/禁煙 ⑦生年月日 ⑧広島市長、長崎市長への質問項目

 

締め切り:2017年7月10日(月)17時

6. 備考:

(1)本プレスツアーはフォーリン・プレスセンター(FPCJ)が主催しています。

(2)参加者に経費の一部を負担していただきますが、営利を目的とした事業ではありません。

(3)FPCJはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して一切責任を負いません。

(4)写真・TV撮影に関しては担当者の指示に従ってください。

(5)本プレスツアーは、報道を目的とした取材機会を提供を目的としているため、参加者には、本国での報道後、FPCJにその内容を連絡し、記事、映像、音声(ラジオの場合)のコピーの提出をお願いしています。また、報道が英語・日本語以外の場合、内容を把握するため概要の提出も併せてお願いしています。参加申込者は、これらに同意いただいたものとみなします。

 

7. FPCJ担当

取材協力課 菅原・古田(Tel: 03-3501-3405、E-mail: ma@fpcjpn.or.jp)

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