プレスツアー(案内)

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実施日 : 2015年11月06日 - 08日

Cyber3 Conference & OIST Press Tour

投稿日 : 2015年10月29日

Cyber3 Conference & OIST プレスツアー

2015年11月6日(金)~8日(日)


内閣府は世界経済フォーラム(World Economic Forum)の協力のもと、2015年11月7日(土)~8日(日)の2日間沖縄にて、サイバーセキュリティに関する国際会議『Cyber3 Conference Okinawa 2015-Crafting Security in a Less Secure World-』を開催する。この会議では、サイバーコネクション、サイバーセキュリティ、サイバークライムの「Cyber3」の現状などについて、ハイレベルの政府関係者、ビジネスリーダー、研究者等が協議する。フォーリン・プレスセンターでは、この会議の取材を含め、2泊3日のプレスツアーを実施する。


~世界最高水準の科学技術の研究を沖縄から~


国際会議に先立ち、沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問し、自然科学分野で世界最高水準の研究や産学連携の取組みを取材する。OISTは、充実した設備や 既存の学部概念を取り払った柔軟な教育・研究体制が特徴で、「世界最高水準」「柔軟性」「国際性」「世界的連携」「産学連携」を基本コンセプトに掲げている。

 

ツアーでは、構造細胞生物学ユニット、マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット、エネルギー材料と表面科学ユニットの3つのユニットを訪問し、最先端機器を備えたラボで、世界トップレベルの研究を取材する。


※ 国際会議への参加登録は、FPCJで行います。

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【沖縄科学技術大学院大学(OIST)の概要】

oist2011年11月に設置されたOISTは、沖縄において世界最高水準の科学技術に関する教育研究を行い、沖縄の自立的発展と世界の科学技術の向上に寄与することを目的としています。2015年9月には16の国と地域から集まった第四期生24名が入学し、学生数は約100名となり、学際的で先端的な教育・研究活動に勤しんでいます。また、OISTでは現在までに50の研究ユニット(研究員約400名、うち外国人200名)が発足し、神経科学、分子・細胞・発生生物学、数学・計算科学、環境・生態学、物理学・化学の五分野において、研究活動を展開しています。このほか、国際ワークショップやコースの開催など、学生や若手研究者の育成にも力を入れています。また、学内の研究者、世界レベルのインフラ、学際的環境、リスクをおそれないOISTの文化を活かし、研究室から生まれる発明を社会的・経済的利益をもたらすイノベーションに発展させるべく活動しています。


【OIST取材日程案】

15:00           OIST


15:10-15:30  ご挨拶・OIST概要説明           アルブレヒト・ワグナー学長臨時代理 


15:30-16:00  産学連携の取り組みについて    ロバート・バックマン首席副学長(沖縄の自立的発展担当) 


16:00-16:10  沖縄県のIT産業振興について   沖縄県商工労働部情報産業振興課


16:10-16: 45 構造細胞生物学ユニット                           ウルフ・スコグランド教授 

構造細胞生物学ユニットでは、顕微鏡による観察とコンピューティングを組み合わせ、分子および細胞構造を三次元で可視化しようとしています。この研究は、タンパク質結合の分子的な詳細、ウイルスの構造、および細胞膜における受容体の相互作用を明らかにするため、ドラッグ・デリバリーに応用できる可能性があります。タンパク質の可視化を可能にするこの技術を使って、スコグランド教授は文部科学省の補助金を活用して、2014年6月に沖縄にベンチャー企業を創設しました。


16:45-17:20  マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット         エイミー・シェン教授 

マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニットでは、液体の挙動を変化させるために独自で開発した手のひらサイズのマイクロ流体プラットフォーム(装置)を用いて、バイオテクノロジーやナノテクノロジー、エネルギー分野において応用可能な形態構造をもつ物質の作製に取り組んでいます。このようなナノ・マイクロスケールにおける流体の運動量やエネルギー、反応過程を調べる研究は、細胞の特性や、発生生物学、神経科学への理解を深める一助となることが期待されます。


17:20-17:55 エネルギー材料と表面科学ユニット          ヤビン・チー准教授 

チー教授のグループは、コスト効率が良く大面積の、有機材料(プラスチック)で作られる光を電力に変えられるフィルム(有機薄膜太陽電池)を開発しています。このような有機薄膜太陽電池は軽量かつ柔軟です。また、新聞紙を印刷するような、roll-to-roll方式による製造により、窓や壁、その他の表面を覆う太陽電池の開発が進められています。本ユニットでは最新の超高真空装置およびクリーンルームデバイス加工施設を使用し、太陽電池を構成する様々な個々の材料の性質および材料間の界面・表面における相互作用を研究しています。

 

1.   日程案

11月6日(金)

07:50   羽田空港発(ANA 463)

10:35   那覇空港着
            昼食

15:00 OIST 到着                              

18:30   ホテル着


11月7日(土)、8日(日)の『Cyber3 Conference Okinawa 2015-Crafting Security in a Less Secure World-』会議内容はこちらをご覧ください。http://www8.cao.go.jp/okinawa/3/cyber3/cyber3-index.html 

 

11月8日(日)

Cyber3 Conference Okinawa 2015 終了後、空港へ移動

17:10   那覇発 (SKY 518)

19:25   羽田着


2.参加資格:            外務省発行外国記者登録証保持者


3.参加費用:            1人40,000円(ツアー行程内交通費、宿泊費、食費を含む)

*お支払い方法、キャンセル料等は、後日参加者にご連絡します。


4.募集人数:            10名(各社ペン1名、カメラ1名、TVは1社2名まで)。

*申し込み人数が10名を超えた場合は、国別の参加者数に上限を設定することがあります。


5. 申込要領
ご所属、お名前、外務省記者登録証番号、有効期限、携帯電話番号、
FAX番号、eメールアドレス、カメラの台数(スチール・ENG)を
eメールでお知らせ下さい。
*宛先:sc@fpcjpn.or.jp
*Eメールの件名は「【沖縄プレスツアー (11月6日~8日)】としてください。 


6. FPCJ担当:深澤、山口(TEL: 03-3501-5251)


7. 備考:

(1)  写真・TV撮影に関しては担当者の指示に従ってください。

(2)  FPCJはツアー中に生じるいかなる不都合、トラブル、事故等に対して、一切責任を負いません。

(3)  本プレスツアーでは、参加者に経費の一部を負担していただいていますが、営利を目的とした事業ではありません。

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